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くしゃみすると腰が痛い!20代でも重要な腰痛改善

くしゃみすると腰が痛い!20代でも重要な腰痛改善
公開日:2022年12月01日
更新日:2024年03月14日
東京都三鷹駅にある自律神経専門院鍼灸院コモラボです。このブログを監修している鈴木貴之清水正太は国家資格であるはり師免許、きゅう師免許、柔道整復師免許、心理カウンセラーを取得した資格保有者です。8万人以上の臨床経験を誇る独自の自律神経調整の鍼灸治療により病院やクリニックでは改善できない不調で悩まれている多くの患者様の症状を改善に導いている実績があります。「病院にいっても薬を処方されるだけで治らない」とお悩みの方はぜひ当院にご相談ください。

くしゃみで腰が痛い症状でお悩みの方が増えています

現在、当院ではくしゃみで腰に痛みが起こる症状でお悩みの方が多くご来院されています。

その中でも「くしゃみをするとズキンと腰に激痛は走る」「くしゃみをすると腰に響く」といった症状を訴える20歳~30歳代の方が増えています。
このようなくしゃみによって起こる腰痛の方はもともと腰の筋肉が固まって硬くなっており「腰をひねるとボキボキと音がなる」「腰を伸ばすと痛い」といった反応のある方が多い傾向にあります。

これらの反応がある場合は腰部椎間板ヘルニアや坐骨神経痛などの疾患にかかる可能性が高いため、早めの予防策が大事です。
今回は「くしゃみすると腰が痛い!20代でも重要な腰痛改善」と題して、くしゃみによる腰痛のメカニズムや腰痛に対する鍼灸治療の改善法について解説します。 

くしゃみは瞬間的に腰や椎間板に負担をかける

くしゃみは瞬間的に腰や椎間板に負担をかける

長時間イスに座り続けたり、身体に合っていない寝具ベッドで眠ったり、腰痛の出現や悪化につながる原因は日常生活のさまざまな場面に潜んでいます。
その中で生理現象でもある「くしゃみ」は最も注意しなければならない生理現象です。

普段何気なくしているくしゃみは、腰痛持ちの人にとっては恐怖の瞬間といえます。
というのも、腰痛持ちにとってくしゃみは腰痛が悪化したり、ときにはぎっくり腰やヘルニアになることは珍しい行為だからです。

そのくらいくしゃみと腰痛の悪化には深い関係があります。
また一説によると、くしゃみの速度というのは時速に換算して320キロ以上といわれており、このくしゃみによって腰や椎間板にも瞬間的に大きな負荷がかかってしまうため、腰痛の悪化だけでなく、人によってはぎっくり腰やヘルニアになってしまうケースもあると考えられています。※1

くしゃみで腹圧が高まると椎間板ヘルニアが起こりやすい

くしゃみによる腹圧の上昇は腰椎に強いストレスを与えます。
この腹圧の上昇(くしゃみ)を頻繁に繰り返すと椎間板ヘルニアを引き起こす可能性があります。

腹部の後面に面している腰椎は腹圧の上昇によって押されて前方に反るストレスがかかります。
この前方に反るストレスが起こると椎間板にも圧迫されるストレスがかかり髄核が外に突出してしまいます。

この髄核の突出が椎間板ヘルニアになります。
健康体であればくしゃみをしたときに腰部の筋肉がしっかりと緊張し支えとなるためこの腰椎の反りを防ぐことができます。

しかし、この腰部の筋肉が弱い状態でくしゃみをすると腰部の支えが起こらないため腰の反りが起こり痛みが出現してしまいます。

過去にギックリ腰や坐骨神経痛になった人は再発する可能性も

過去にギックリ腰や坐骨神経痛になった人は再発する可能性も

このくしゃみによる腰痛は過去に「ギックリ腰」や「坐骨神経痛」を起こしたことがある人に起こりやすい傾向があります。
ギックリ腰や坐骨神経痛などの痛みに関しては予後が良いのですが、腰部や臀部の筋力と柔軟性を低下してしまうため腰痛の再発は高い状態にあります。

これによりくしゃみなど物理的なストレスが起こると腰椎や椎間板などを防御する筋肉がないため腰痛が起こると考えられます。

くしゃみをするときに気を付けたい姿勢について

腰痛持ちの人にとってくしゃみは痛みを起こす原因であるため、くしゃみが起きたときに少しでも腰に負担のかからないようにしなくてはなりません。

そのためにはどのような姿勢でのくしゃみが腰痛を悪化するのかを理解して対処する必要があります。
実際に腰に負担がかかりやすいくしゃみ時の姿勢は以下の通りです。

・立ったまま上半身だけを前傾した姿勢
・首だけを横に向けた姿勢
・腰をひねって顔を背けた姿勢

くしゃみは突然起きるため、周りの人に唾が飛ぶのを避けようとしてとっさに顔や腰を捻って背けようとします。
腰痛のない人にとっては何気ない動作でも、腰痛持ちの方にとってはその動作が原因で、腰に大きな負担がかかってしまうケースもあるので注意が必要です。

くしゃみの我慢は腰に負担がかかる

くしゃみの我慢は腰に負担がかかる

腰痛持ちのくしゃみでよくあるのが、一度くしゃみで腰に激痛が走るとついつい次からの「くしゃみを我慢」しようとしてしまいます。
しかし、くしゃみを無理して口をふさいだりして止めようとするとかえって腹圧が高まりやすくなり腰に負担がかかります。

もともとくしゃみの機能は鼻の異物を吹き飛ばすために神経反射として起こる強い筋肉運動です。
そのため口をふさいだりしてくしゃみを止めようとすると、気道に大きな圧がかかってしまい、耳がキーンとして中耳が痛くなったり、もともと腰痛がある人にとっては腰への負担が増して腰痛を悪化させる可能性があります。

くしゃみは我慢せずに行うことが腰痛予防につながります。※2

くしゃみで腰痛を起こさない大切なポイント

腰痛持ちの人がくしゃみをする際にどのようなことに気をつければ、腰痛の悪化を防ぐことができるのかを実際の動作と効果について解説します。
以下の通りになります。

【動作①】
座れる時には座って、膝や机に手をついてくしゃみをする
【効果】
→膝や机に手をついて前かがみになることで、くしゃみの力をうまく逃すことができる

【動作②】
手すりや壁、机などにつかまってくしゃみをする
【効果】
→膝や机に手をつくというちょっとした支えが加わるだけで、腰にかかる負担を大きく軽減させることができる

【動作③】
なるべく身体を前傾させずにお腹を手で押さえながらくしゃみをする
【効果】
→腰に伝わる衝撃を幾分か和らげることが可能

くしゃみをすると腰部や椎間板に最大で300kgもの負荷がかかるといわれることもあります。
この力(負担)を腰や椎間板に流れさせずに上手く机や膝などに衝撃を逃がすことが重要です。

ぜひ、くしゃみは我慢せずに上手に力を受け流しましょう。

当院が考える腰痛を治すための鍼灸治療

腰部は主に筋肉、関節、靭帯によって構成されています。
この組織が身体の動きに十分に対応できる筋力と柔軟性があると腰痛は起こりません。

しかし、一度ぎっくり腰や椎間板ヘルニアなどケガを起こすと、痛みとともに筋力と柔軟性が低下してしまいます。
たとえ痛みが取り除かれたとしてもこの筋力と柔軟性が元に戻らないと生活における身体の動きに腰部が対応できないため疲労が蓄積してしまい腰痛の再発が高まってしまいます。

そのため当院では腰痛予防に重要である筋肉の疲労完治と筋肉の柔軟性を高める鍼灸治療を行っております。
鍼灸治療の前に詳細な問診と検査を行って腰部を含めた身体の状態をお調べし。原因となる筋肉や関節にむけて正確な治療を施します。

くしゃみで腰が痛い症状に効くツボ

【くしゃみで腰が痛い症状に効くツボ】
・大腸兪(だいちょうゆ)・・・腰骨のいちばん上を結んだ線の高さ。 背骨より左右に指2本分外側。

【ツボマッサージのポイント】
親指でツボの周囲を押してとズーンと響くポイントがあります。
響くところを見つけたらじっくりと5秒間指圧したあとに力を緩めずに小さく円を描くようにマッサージしてみてください。
深呼吸を行いながらこれを3セット行います。

くしゃみで起こる腰痛には当院の鍼灸が効果的

現在、当院ではくしゃみで腰に痛みが起こる症状でお悩みの方が多くご来院されています。
くしゃみによる腰痛は20代から起こりやすく、一度起きると30代、40代と年を重ねていくうちに痛みの強さや頻度が高まります。

そのため早めの改善がとても重要になります。
このようなくしゃみをした時にズキンとした腰痛にはマッサージや整体などではなく自律神経を調整する鍼灸による治療が効果的です。

自律神経を調整する鍼灸治療は腰椎にストレスをかけずに痛みの原因である筋肉や関節のストレスを完治させることができます。
鍼灸の効果には血流促進、除痛効果、自律神経の安定など腰部の痛みやしびれなどを起こしている原因を改善できる効果があります。

ぜひ、慢性腰痛、坐骨神経痛、椎間板ヘルニアなど腰の痛みとしびれでお悩みの方は当院の鍼灸治療を受けてみてはいかがでしょうか。



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[参考]
※1 不意なくしゃみ(咳)で腰が痛くなった…ぎっくり腰!?/ 表参道総合医療クリニック
https://www.omotesando-amc.jp/sneeze_my_back_hurts/
※2 腰痛の症状 / 腰痛の専門治療 手術なら郡山青藍病院
https://www.seiran.or.jp/pldd/symptom.html

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