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ぎっくり腰が起こる原因と正しい予防法

ぎっくり腰が起こる原因と正しい予防法
公開日:2022年12月01日
更新日:2023年02月20日
東京都三鷹駅にある自律神経専門院鍼灸院コモラボです。このブログ記事を書いている我々は5万人以上の臨床経験を誇る独自の自律神経調整の鍼灸治療により多くの患者様の症状を改善に導いている実績があります。

ぎっくり腰は「クセになる(再発する)」と言われている

ぎっくり腰は「クセになる(再発する)」と言われている
ぎっくり腰は「クセになる(再発する)」と言われている
ぎっくり腰を一度発症した方からよく「ぎっくり腰って一回起こすと何回も起こりますか」と再発を心配する質問を受けることがあります。
確かに今までぎっくり腰をみてきた経験からすると「ぎっくり腰は再発しやすい」といえます。
その傾向の要因として「一度ぎっくり腰をすると腰痛が出やすくなる」という体質の変化が起こることが考えられます。
今回はぎっくり腰が再発しやすい原因について解説します。

【ぎっくり腰①】筋筋膜性腰痛

まずぎっくり腰というのは正確な言葉では「急性腰痛」になります。
何らかの物理的なストレスにより筋肉や関節が傷つけられたケガになります。
この急性腰痛はおおまかに2種類に分類できます。
一つ目は「筋筋膜性腰痛」です。これは筋肉または筋肉を包む膜(筋膜)が物理的なストレスにより損傷を受けたものです。
特徴的な反応に“腫れと熱感”があります。筋肉の損傷であるため痛い所を触ってみると熱くなっていたり腫れているのがわかる場合があります。

【ぎっくり腰②】椎間関節性腰痛

次に多い急性腰痛に「椎間関節性腰痛」があります。
これは上下の腰椎をつなぐ椎間関節に物理的なストレスが加わり関節が損傷を受けたものです。
主に損傷を受けるのは関節を構成する靭帯や骨膜などです。痛みはかなり鋭く椎間関節の痛みであるため筋筋膜性腰痛に比べると腰部の中心に出現します。
炎症反応は起こりますが腫れや熱感はあまり認められず、運動制限や疼痛が目立って出現します。

ぎっくり腰は痛みが取れただけでは治ってはいない

ぎっくり腰は痛みが取れただけでは治ってはいない
ぎっくり腰は痛みが取れただけでは治ってはいない
ぎっくり腰が起こった初期は炎症反応により強い痛みと運動制限が出現します。
しかし、この炎症反応による痛みは時間の経過とともに数日で落ち着きます。
一般的にはこの時に治ったと感じるのですが実際は炎症が落ち着いただけで損傷した部分やその周囲の筋肉の緊張などは残ったままです。
この状態が「腰の痛みはとれたが違和感が残る、疲れを感じる」といった反応を起こし慢性的な腰痛やぎっくり腰の再発を助長させてしまいます。
ぎっくり腰がクセになりやすい(再発しやすい)背景には炎症反応の消失によってある程度回復してしまうため治療を中断してしまうことが要因となっています。

筋肉の柔軟性を向上させることで再発を予防できる

ぎっくり腰の再発を予防するためには発生後の治療によって決まります。
再発予防のポイントは損傷周囲の筋肉の柔軟性の回復になります。発生後に起こる強い痛みは「疼痛回避(とうつうかいひ)」という痛みが出ないように腰全体の筋肉が緊張して硬直します。
この現象は炎症反応が治まり痛みが引いた後も残ります。筋肉の緊張は腰や股関節の可動域を減少させて腰全体の負担を高めます。
この筋肉の緊張と可動域の減少を解消することで筋肉の柔軟性が高まりぎっくり腰の再発は予防できます。

再発しやすいぎっくり腰の改善に鍼灸治療

ぎっくり腰の治療やぎっくり腰の再発予防には鍼灸治療が効果的ですマッサージや整体などとは違い損傷を受けた深部の筋肉や関節にもアプローチができます。
鍼灸治療の特徴である痛みを取り除く除痛効果と筋肉の緊張緩和によってぎっくり腰の鋭い痛みも改善できます。
ぜひ、ぎっくり腰でお悩みの方は当院の鍼灸治療を受けてみてはいかがでしょうか。


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