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朝が起きられない子供の原因は4種類ある

公開日:2022年11月20日 更新日:2023年01月16日
目次 1.子供に起こる起立性調整障害とは 2.第二次性徴期は自律神経も変化するため乱れやすい 3.起立性調整障害の症状について(セルフチェック) 4. 起立性調整障害 4種類のタイプ 5.東洋医学で考える起立性調整障害 6.鍼灸で子供が元気に活動できる[起立性調整障害]

東京都武蔵野市三鷹駅北口にある自律神経専門院鍼灸院コモラボです。このブログ記事を書いている我々は5万人以上の臨床経験を誇る独自の自律神経調整の鍼灸治療により多くの患者様の症状を改善に導いている実績があります。

1.子供に起こる起立性調整障害とは

起立性調節障害は自律神経の働きが乱れにより血行循環のコントロールがうまくいかなくなる障害です。 立ち上がったときに血圧が低下したり、心拍数が過度に上がり過ぎたり、平常値まで調節に時間がかかったりします。 この起立性調整障害は自律神経に関わる症状ですので身体的な要因(成長や発育)以外に、精神的な要因、環境的な要因も関係しています。 身体的な要因の一つとして、自律神経の働きが不安定になることが挙げられます。 起立性調整障害は小学校高学年~中学生に多くみられます。
2.第二次性徴期は自律神経も変化するため乱れやすい

起立性調整障害が小学校高学年~中学生に多くみられる理由に第二次性徴期の時期であることです。 身体のさまざまな器官や機能が大人へと変化していく第二次性徴期は自律神経系に大きな変化が起こるため、血行循環のコントロールの調節がうまくいかなくなることがあります。
3.起立性調整障害の症状について(セルフチェック)
起立性調整障害の症状は以下の通りです。 該当する項目が多いほど起立性調整障害の傾向にあります。 ・立ちくらみやめまいがする ・立ち上がった時に気分が悪くなったり失神したりする ・入浴時や嫌なことがあると気分が悪くなる ・動悸や息切れがする ・朝の起床時間に起きられず、午前中は調子が悪い ・顔色が蒼白い ・食欲不振 ・腹痛がある ・倦怠感がある ・頭痛がある ・乗り物酔いがある
4. 起立性調整障害 4種類のタイプ
【①起立直後性低血圧】 起立直後の血圧低下からの回復に時間がかかるタイプ 【②体位性頻脈症候群】 血圧の回復に異常はないが、起立後心拍の回復がなく上昇したままのタイプ 【3神経調節性失神】 起立中に急激な血圧低下によっていきなり失神するタイプ 【④遷延性起立性低血圧】 起立を続けることにより徐々に血圧が低下して失神に至るタイプ 起立性調節障害の中で①と②が多い傾向にあります。
5.東洋医学で考える起立性調整障害
東洋医学では起立性調整障害を呼吸器系を主る肺が疲れている「肺虚」として考えます。 【肺の働き】 ①呼吸によって全身に気を巡らせます ②皮膚や毛の穴の開閉を管理し、体の熱を発散して体温調節をしています ③鼻と咽喉に関係しており声帯を管理しています 肺は呼吸によって気を巡らせる力がありますがこの肺の機能が低下すると朝の活動時に気の巡りがうまくいかずに起立性調整障害の症状が出現すると考えます。
6.鍼灸で子供が元気に活動できる[起立性調整障害]

子供の起立性調整障害は成長・発育の段階における自律神経の乱れによって起きています。 器質的な異常は特になく自律神経を介した循環器系の機能低下の場合は東洋医学に基づいく鍼灸治療が効果的です。 西洋医学のように薬物に頼ることなく安心して治療を続けて改善できます。 ぜひ、起立性調整障害でお悩みの方は当院の東洋医学の鍼灸治療を受けてみてはいかがでしょうか。

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