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薬では逆流性食道炎の原因が治らない理由

公開日:2022年11月19日 更新日:2023年01月17日
目次 1.胃酸が食道に逆流することにより、食道壁の粘膜が傷つけられて炎症を起こす病気 2.逆流性食道炎はどんな人になりやすいか 3.逆流性食道炎のセルフチェック 4.西洋医学では薬による対処療法のみで治らない 5.東洋医学では気の巡りが逆流する「気逆」という状態 6.逆流性食道炎を自然治癒させるには東洋医学の鍼灸

東京都武蔵野市三鷹駅北口にある自律神経専門院鍼灸院コモラボです。このブログ記事を書いている我々は5万人以上の臨床経験を誇る独自の自律神経調整の鍼灸治療により多くの患者様の症状を改善に導いている実績があります。

1.胃酸が食道に逆流することにより、食道壁の粘膜が傷つけられて炎症を起こす病気

胸やけや胸がムカムカしたり、酸っぱいものがこみ上げてきたりした経験はありますでしょうか。 このような症状が頻繁にある場合は逆流性食道炎の可能性があります。 逆流性食道炎とは、胃の内容物(主に胃酸)が食道に逆流することにより、食道壁の粘膜が傷つけられて炎症を起こす病気です。 健康的な人でも胃酸が逆流することはありますが、短時間であるため炎症が起こることはありません。 しかし、頻繁に行われると徐々に食道の粘膜が傷つき炎症を繰り返すことで様々な症状が出現するようになります。
2.逆流性食道炎はどんな人になりやすいか
逆流性食道炎になりやすい人には傾向があります。 ①暴飲暴食など食べ過ぎの人や早食いの人 →胃の内圧が上昇するため逆流しやすい ②脂っこいもの、アルコール、炭酸飲料を摂取する人 →胃とつながる下部食道括約筋が緩みやすくなる ③食後すぐに横になって寝る習慣がある人 →食後は胃酸の分泌が高まるため食道を傷つけやすい また食生活だけでなく衣服やコルセットなどでおなかを締め付けることが多い人やデスクワークなどで猫背姿勢の人も胃を圧迫することで逆流性食道炎になりやすいといわれています。
3.逆流性食道炎のセルフチェック
以下の症状が複数当てはまる場合は逆流性食道炎の可能性があります。 ・胸やけ ・胸がムカムカする ・前かがみで胸やけが強くなる ・酸っぱいものが口にこみあげてくる ・腹部の膨満感 ・胃もたれ ・喉のひりひり感 ・食べ物が喉や胸につかえる感じ ・げっぷがよく出る
4.西洋医学では薬による対処療法のみで治らない

逆流性食道炎は胸がムカムカしたり、げっぷがよく出たり、酸っぱいものが口にこみあげてくるなどの症状があります。 このような不調の原因は胃酸が食道の粘膜を傷つけているために起きています。 この西洋医学ではこの逆流する胃酸をコントロールするために胃酸の分泌を抑制したり胃粘膜を保護する胃薬などが処方されます。 しかし、根本的な原因は自律神経の乱れによる下部食道括約筋の弛緩にあります。 よって一時的な胃薬による胃酸の分泌をコントロールしたり胃粘膜を保護したとしても、根本的な原因である下部食道括約筋の弛緩が治っていないため薬をやめてしまえばまた出現します。
5.東洋医学では気の巡りが逆流する「気逆」という状態
過労やストレスによって逆流性食道炎を起こす病態を東洋医学ではどのように説明しているのでしょうか。 それを東洋医学の専門用語で「気逆」と呼びます。 メカニズムとしては胃の気がストレスなどにより鬱滞を起こすことで上から下に降りるべき気の流れが逆流する状態です。 この気の巡りをスムーズにすることで逆流性食道炎の原因である食道括約筋の機能低下が改善されて逆流性食道炎の症状が治まります。
6.逆流性食道炎を自然治癒させるには東洋医学の鍼灸

西洋医学は逆流性食道炎に対する治療法が胃薬などで胃酸をコントロールする対処療法のみであるため自然治癒するのが難しいのが現状です。 しかし、東洋医学では薬に頼らずに逆流性食道炎を自然治癒させる方法があります。 当院では東洋医学に基づく鍼灸治療で逆流性食道炎を改善できます。 ぜひ、逆流性食道炎でお悩みの方は当院の鍼灸治療を受けてみてはいかがでしょうか。

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