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学校や会社に行けない起立性調節障害の正しい治し方

学校や会社に行けない起立性調節障害の正しい治し方
公開日:2022年11月17日
更新日:2023年01月05日
起立性調節障害は、自律神経の交感神経と副交感神経の調節に乱れが生じることで起こります。自律神経は交感神経と副交感神経の2種類の神経によって、器官や内臓の様々な箇所に分布し、交感神経は活動させる状態に、逆に副交感神経は休める状態にする働きをしています。自律神経は中枢神経の脳の機能に不具合が起こると、交感神経、副交感神経のバランスが崩れます。人は直立歩行するため四足動物に比べると、心臓を中心とした身体の上下への血液循環は重力からみてかなり無理がある構造になっています。
そのため全身の血液の動きを調節している自律神経に問題が起きると、起立していることによって心臓より上部では重力によって弱まり血液が不足する傾向になり、また下部では血液がたまりやすく、さまざまな循環障害による症状が出現します。
目次
0.朝起きられないのは睡眠相が後退しているから
1.朝が起きられない、学校に行けないなどが続いたら要注意
2.起立性調整障害は自律神経がうまく働かない自律神経失調症
3.起立性調整障害の主な原因は3つある
4.大人でも起こる起立性調整障害
5.東洋医学で考える起立性調整障害
6.起立性調整障害には東洋医学の鍼灸で改善する
東京都武蔵野市三鷹駅北口にある自律神経専門院鍼灸院コモラボです。このブログ記事を書いている我々は5万人以上の臨床経験を誇る独自の自律神経調整の鍼灸治療により多くの患者様の症状を改善に導いている実績があります。

0.朝起きられないのは睡眠相が後退しているから

一般的な起立性調節障害の症状は、起立時のふらつきや体調不調、全身倦怠感、頭痛、吐き気など様々な症状を出現させます。
その中で特に中学生や高校生での発症で問題になるのは慢性化した夜更かしによる夜型の生活習慣です。人間は朝の起床と同時に身体を活発に働かせるために交感神経の働きが高まり心臓や筋肉を刺激します。
また夕方頃からは徐々に交感神経が弱まり逆に副交感神経が活性化してきます。
副交感神経は交感神経と真逆で身体を休ませる状態に移行させます。この副交感神経が優位になることで睡眠につながります。
しかし、起立性調節障害の子供は副交感神経が働くスタート時間が後退しているため朝起きても交感神経が活性化せず、起床時から始まる活動ができません。人によっては午後からようやく交感神経が活性化し始めます。
しかし交感神経が活発になる時間帯も後退しているため夕方や夜になっても交感神経が活性化したままのため夜間になっても眠くならず夜中まで起きている、という悪循環が起こります
。結果として、朝起きれず、夜も眠れずを繰り返してどんどん睡眠が夜間にずれ込んでしまいます。
これを睡眠相の後退と言います。睡眠相の後退は学校生活にも大きな影響を与え、継続的な不登校の原因にもなり得ます。

1.朝が起きられない、学校に行けないなどが続いたら要注意

学校に行けないなどが続いたら要注意
学校に行けないなどが続いたら要注意
起立性調節障害は「OD」とも呼ばれている、主に小児科の領域で診療する疾患です。
この起立性調節障害の原因は自律神経がうまく働かないことによって起こる身体の不調が、主に小学校高学年から中学生・高校生に好発します。
思春期の子どもが「朝起きられない」「学校に行けない」などが続いたら起立性調節障害が原因となっている可能性があります。

2.起立性調整障害は自律神経がうまく働かない自律神経失調症

起立性調節障害の主な原因は自律神経の乱れです。
この自律神経は身体を活動的にする交感神経と、身体をリラックスさせる副交感神経によって構成されています。
この交感神経と副交感神経のバランスが崩れることで、自律神経の乱れが起こります。
朝の起床時に身体を活動的にする交感神経がうまく働かないことで「朝起きられない」「学校に行けない」といった不調が出現します。
このような自律神経の乱れによる不調を自律神経失調症と呼びます。
何かしらの原因により、自律神経の調整不足をきたし、起立時や立位中に血圧が下がり、心臓や脳への血流が不足することで、立ちくらみ、めまい、気分不良、重症になると失神を起こします。腸管への血流が不足することで腹痛も見られます。
起立性調節障害の症状は血圧が下がることで心臓が通常よりも心拍数を増やして全身を循環する血流を何とか維持しようと図ります。それによって代償的に動悸、息切れが起こるとされています。
また電車やバスなど乗り物に乗った際には、視覚や聴覚から得られる“乗り物が動いている”という感覚の情報と、実際に対応している筋肉の収縮から得られる“座っている”という情報に認知的なズレが生じ、脳で「ストレスと感じる」として自律神経系に不具合をきたし、胃の不快感や吐き気など、いわゆる乗り物酔いの症状が起こります。

3.起立性調整障害の主な原因は3つある

起立性調整障害の主な原因は3つある
起立性調整障害の主な原因は3つある
自律神経失調症の要因となる精神的ストレス(親,学校,友達,勉強)などは、起立性調節障害の要因の1つとしても考えられています。
しかし、起立性調節障害の要因はこれに限らず、遺伝的な要素、思春期による体内のホルモンバランス(月経など二次性徴など)、精神的なストレスが契機となります。
【主な3つの原因】
①遺伝的な要素
②思春期による体内のホルモンバランス
③精神的ストレス(親,学校,友達,勉強)

4.大人でも起こる起立性調整障害

大人でも起こる起立性調整障害
大人でも起こる起立性調整障害
子供に起こりやすい起立性調整障害ですが、大人にも起こるとされています。
もともと朝が苦手な人やよく立ちくらみがする人は生まれつき自律神経の働きが弱く、起立性調整障害を発症しやすい傾向にあります。
また日ごろから水分や塩分の摂取が少なく低血圧の人や、少食であることでエネルギー不足の人、疲れやすい人が発症しやすくなります。
性格面では真面目で責任感の強い人や周りに気を遣いすぎる人などが日常的に精神的ストレスを受けやすく起立性調整障害になりやすいとされています。
【起立性調整障害が起こりやすい人の特徴】
①よく立ちくらみをする
②低血圧の人
③真面目で責任感のある人

5.東洋医学で考える起立性調整障害

東洋医学では起立性調整障害を呼吸器系を主る肺が疲れている「肺虚」として考えます。
【肺の働き】
①呼吸によって全身に気を巡らせます
②皮膚や毛の穴の開閉を管理し、体の熱を発散して体温調節をしています
③鼻と咽喉に関係しており声帯を管理しています
肺は呼吸によって気を巡らせる力がありますがこの肺の機能が低下すると朝の活動時に気の巡りがうまくいかずに起立性調整障害の症状が出現すると考えます。

6.起立性調整障害には東洋医学の鍼灸で改善する

起立性調整障害は鍼灸で改善する
起立性調整障害は鍼灸で改善する
起立性調整障害は自律神経の乱れによる身体の機能低下です。このような症状は西洋医学では改善する治療方法がありません。
しかし、東洋医学では自律神経失調症や起立性調整障害を改善する治療方法があります。当院では東洋医学に基づく体質診断によって一人ひとりに合った鍼灸治療で改善させます。
ぜひ、起立性調整障害でお悩みの方は当院の東洋医学の鍼灸治療を受けてみてはいかがでしょうか。


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