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空気を飲み込む癖の原因は自律神経にある

空気を飲み込む癖の原因は自律神経にある
公開日:2022年11月15日
更新日:2023年03月22日
東京都三鷹駅にある自律神経専門院鍼灸院コモラボです。このブログ記事を書いている我々は5万人以上の臨床経験を誇る独自の自律神経調整の鍼灸治療により多くの患者様の症状を改善に導いている実績があります。

ゲップやオナラがよく出る人は空気を飲んでしまう癖がある

ゲップやお腹の張り、オナラがよく出る人は要注意
ゲップやお腹の張り、オナラがよく出る人は要注意
仕事中や人と会話をしているときに急にゲップが出そうになったり、お腹が張ってオナラが出そうになって困ったという経験はありますでしょうか。
胃腸の機能が低下しているときにこのような症状は良く起こります。
しかし、とくに胃腸の調子が悪くなくてもこのようなゲップやオナラが良く出る場合は空気嚥下症(呑気症)という病気の可能性があります。

大量の空気を飲み込んでしまう吞気症について

ゲップやオナラが頻繁に出てしまう空気嚥下症(呑気症)の原因は無意識に行われている「大量に空気を吞み込んでしまう」という行為にあります。
空気を呑み込むことによって食道、胃、腸にその空気が溜まってしまいます。
この溜まった空気が逆流してゲップとして出現したり、オナラとなって直腸から排出されます。
しかし、吞気症の症状はゲップや腹部の膨満感、オナラだけでなく、ゲップのときに胃酸も逆流し胸やけや上腹部痛などの症状がみられることもあります。
頻繁なゲップによって逆流性食道炎が発症する可能性もあります。

空気を飲んでしまう原因はストレスによる自律神経の乱れ

空気嚥下症(呑気症)は空気を大量に呑み込んでしまう病気
空気嚥下症(呑気症)は空気を大量に呑み込んでしまう病気
吞気症が起こる原因には精神的なストレスがあります。健康的な人でも飲食時などで少量の空気を呑み込むことはありますが、吞気症の場合は精神的なストレスによる過度な緊張状態により飲食時だけでなく日常的に唾液とともに嚥下を繰り返しているため空気を大量に呑み込んでいます。
人間関係や仕事などで緊張を強いられると「ゴクリ」と息を吞むことは誰でもありますが、空気嚥下症(呑気症)の場合は過度な緊張が日常的に続いている影響で頻繁にこの嚥下が繰り返されています。
この嚥下の不調には自律神経の乱れによる機能失調が原因にあります。

空気を飲む癖を治すために知っておくべき全身症状

呑気症の症状は主にゲップ、胃のもたれ、喉の詰まり感、胃の不快感、腹部膨満感、多量のオナラ、左上腹部の痛みといった胃腸症状(逆流性食道炎など)、胸部の痛み、食欲不振や頭痛、肩こり、アゴや目の痛みなどがあります。
また食いしばり癖の人が吞気症になりやすい傾向にあるため「噛みしめ呑気症候群」と呼ばれることもあります。

呑気症や空気嚥下症は東洋医学では気の巡りの滞りと考える

東洋医学では気の巡りの滞りと考える
東洋医学では気の巡りの滞りと考える
東洋医学では気が淀みなくスムーズに流れている状態を健康と考えます。しかし、精神的なストレスなどにより気が滞ると不調が起きます。
これを「気滞(きたい)」と呼び、吞気症はこの病態になります。空気嚥下症(呑気症)の症状であるゲップ、オナラ、胃のもたれ、喉の詰まり感、胃の不快感、腹部膨満感などの症状はこの気の巡りが滞ることで起こります。

空気を飲む癖を治すには鍼灸治療が効果的

この吞気症の改善には自律神経の乱れを整えて交感神経と副交感神経の安定が必要です。
この呑気症の改善を図るには東洋医学の診断に基づいた体質診断と鍼灸治療が効果的です。ぜひ、空気嚥下症(呑気症)、噛みしめ吞気症候群でお悩みの方は当院の鍼灸治療を受けてみてはいかがでしょうか。


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