BLOG

ブログ

空気を飲む癖の呑気症を治すツボと鍼灸

空気を飲む癖の呑気症を治すツボと鍼灸
公開日:2022年11月15日
更新日:2023年12月16日
東京都三鷹駅にある自律神経専門院鍼灸院コモラボです。このブログを監修している鈴木貴之清水正太は国家資格であるはり師免許、きゅう師免許、柔道整復師免許、心理カウンセラーを取得した資格保有者です。8万人以上の臨床経験を誇る独自の自律神経調整の鍼灸治療により病院やクリニックでは改善できない不調で悩まれている多くの患者様の症状を改善に導いている実績があります。「病院にいっても薬を処方されるだけで治らない」とお悩みの方はぜひ当院にご相談ください。

病院やクリニックで治らない呑気症でお悩みの方が増えています

現在、当院では病院やクリニックで治らない吞気症でお悩みの方が多くご来院されています。

その中でも特徴的な症状に「空気を飲む癖が治らない」や「マッサージをしても空気嚥下症が治らない」「喉に空気がたまる感じがする」といった症状を訴える方が増えています。
こういう症状は胃腸の機能が低下しているときにこのような呑気症(空気嚥下症)が起こります。

しかし、とくに胃腸の調子が悪くなくてもこのようなゲップやオナラが良く出る場合は自律神経失調症による呑気症(空気嚥下症)の可能性があります。
今回は「空気を飲む癖の呑気症を治すツボと鍼灸」と題して呑気症の原因とメカニズム、さらに鍼灸で用いるツボの有効性を解説します。

大量の空気を飲み込んでしまう吞気症について

ゲップやオナラが頻繁に出てしまう空気嚥下症(呑気症)の原因は無意識に行われている「大量に空気を吞み込んでしまう」という行為にあります。

空気を呑み込むことによって食道、胃、腸にその空気が溜まってしまいます
この溜まった空気が逆流してゲップとして出現したり、オナラとなって直腸から排出されます。

しかし、吞気症の症状はゲップや腹部の膨満感、オナラだけでなく、ゲップのときに胃酸も逆流し胸やけや上腹部痛などの症状がみられることもあります。
頻繁なゲップによって逆流性食道炎が発症する可能性もあります。※1

空気を飲んでしまう原因はストレスによる自律神経の乱れ

吞気症が起こる原因には精神的なストレスがあります。

健康的な人でも飲食時などで少量の空気を呑み込むことはありますが、吞気症の場合は精神的なストレスによる過度な緊張状態により飲食時だけでなく日常的に唾液とともに嚥下を繰り返しているため空気を大量に呑み込んでいます。

人間関係や仕事などで緊張を強いられると「ゴクリ」と息を吞むことは誰でもありますが、空気嚥下症(呑気症)の場合は過度な緊張が日常的に続いている影響で頻繁にこの嚥下が繰り返されています
この嚥下の不調には自律神経の乱れによる機能失調が原因にあります。※2

空気を飲む癖を治すために知っておくべき全身症状

呑気症の症状は主にゲップ、胃のもたれ、喉の詰まり感、胃の不快感、腹部膨満感、多量のオナラ、左上腹部の痛みといった胃腸症状(逆流性食道炎など)、胸部の痛み、食欲不振や頭痛、肩こり、アゴや目の痛みなどがあります。

また食いしばり癖の人が吞気症になりやすい傾向にあるため「噛みしめ呑気症候群」と呼ばれることもあります。※3

実はカウンセリングによる心理的ストレスの軽減で改善できる

呑気症は「呑気症そのものがストレスに感じる」「治らないことが余計に不安になり症状が強くなる」「ついつい呑気症のことを気にしてしまう」といった不調に対する捉え方や考え方によっても症状を悪化させることがあります。

そのため改善のためには不調そのものに対する捉え方や考え方を修正することがとても重要になります。

日々、知らず知らずのうちに症状を強めてしまったり改善を妨げている心の癖や考え方の癖を、正しく修正し心理的ストレスを軽減させることで呑気症の症状が完治されることが多々あります。当院でもカウンセリングと鍼灸を組み合わせた方法で治療を行っております。

ぜひ、強い精神的なストレスと不調でお悩みの方はご相談ください。

【改善例&効果の高いツボ 】空気を飲み込む癖でげっぷが出る(40代女性)

【治療の体験者&改善例 】
40代女性が「1年前からげっぷが止まらず調べたら呑気症かもしれない」との訴えでご来院されました。

当院にご来院される前は胃腸内科に通院しており、精密検査では「何も異常は見当たらない」との診断を受けています。
胃の不快感や膨満感の症状もあるため、胃腸内科では胃薬を処方されておりました。

当院では自律神経系の不調だと推測し、東洋医学的な問診と検査を行いました。
身体の状態としては自律神経に関わる“肝(かん)”と呼ばれる機能が疲労を起こしていることがわかり、そのため東洋医学を中心とした鍼灸治療ではこの肝の機能を回復させることを行い改善を促しました。


【主に利用したツボ】
・天突(てんとつ)・・・胸骨の上端中央のくぼみ(頸切痕)

空気を飲む癖を治すには鍼灸治療が効果的

現在、当院では病院やクリニックで治らない吞気症でお悩みの方が多くご来院されています。

この吞気症の改善には自律神経の乱れを整えて交感神経と副交感神経の安定が必要であり、呑気症の改善を図るには東洋医学の診断に基づいた体質診断と鍼灸治療が効果的です。

ぜひ、「病院にいっても薬を処方されるだけで治らない」とお悩みの方は当院の鍼灸治療を受けてみてはいかがでしょうか。



関連する記事
げっぷが出ない喉のつかえが楽になるツボ
後鼻漏を自力で治す方法
喉のつまり感を治す鍼灸のツボ
[参考]
※1 空気をのみ込む病気…呑気症/一般社団法人小郡三井医師会
http://www.ogorimii-med.net/column/1536-2
※2ゲップやガスは「呑気症」のサイン!/オムロン
https://www.healthcare.omron.co.jp/resource/column/life/135.html
※3噛みしめ呑気症候群/東京銀座シンタニ歯科口腔外科クリニック

【三鷹駅徒歩1分 自律神経専門の鍼灸院コモラボ】

自律神経専門鍼灸院コモラボでは、
⾃律神経の乱れによる体調不良にお悩みの⽅に特化した、
東洋医学に基づく鍼灸院です。

適応症状

睡眠障害(不眠症)、動悸、不安症、不妊症、頭痛(肩こり頭痛、偏頭痛)、更年期症状(イライラ、ホットフラッシュ、動悸)、耳鳴り、睡眠薬・鎮痛剤の副作用など様々な不調に対応しています。
※お悩みのご相談も無料で承っております。メールやLINEからご連絡ください。

・住所 〒180-0006 東京都武蔵野市中町1-7-7 オサダビル4F
・営業時間 9:30~19:30(年中無休)
・電話番号 0422-38-8708
・予約方法 メール・LINEチャットまたは電話でご連絡ください

一覧に戻る