BLOG

ブログ

肩こりで眠れない気持ち悪さを治す鍼灸治療

肩こりで眠れない気持ち悪さを治す鍼灸治療
公開日:2022年11月14日
更新日:2023年09月15日
東京都三鷹駅にある自律神経専門院鍼灸院コモラボです。このブログを監修している鈴木貴之清水正太は国家資格であるはり師免許、きゅう師免許、柔道整復師免許、心理カウンセラーを取得した資格保有者です。8万人以上の臨床経験を誇る独自の自律神経調整の鍼灸治療により病院やクリニックでは改善できない不調で悩まれている多くの患者様の症状を改善に導いている実績があります。「病院にいっても薬を処方されるだけで治らない」とお悩みの方はぜひ当院にご相談ください。

肩こりで眠れない方が増えています

現在、当院では肩こりで眠れない症状でお悩みの方が多くご来院されています。
その中で「夜になると肩が気持ち悪くて寝れない」「肩がだるくて眠れない」「肩こりが強くて不眠になった」といった症状でお悩みの方の患者様が増えています。
肩こりが強くて眠れない方の多くは就寝中に何度も姿勢(寝相)を変えて眠ろうとしますが「肩や背中が苦しくて眠れない」という症状を訴えます。
今回は「肩こりで眠れない気持ち悪さを治す鍼灸治療」と題して肩こりが起こる原因やメカニズム、睡眠との関係性、さらにこの不調に有効な鍼灸治療を解説します。

筋肉のほぐしではなく自律神経の調整が重要

「肩こりは筋肉の緊張や張り感そのものが原因」と一般的には考えられており、改善方法としてマッサージや指圧など整体による「筋肉のほぐし」を選択する方が多いかと思います。
しかし、肩こり症状の他に睡眠障害や不眠症状を併せて呈するものは単純な筋肉疲労による筋肉のこりが起きているわけではなく、根本的な原因には中枢神経である交感神経の過緊張や乱れといった自律神経の不調によるものが考えられます。肩こりの方に「そんなに首や肩を酷使した覚えがないのに肩がこる」「考え込んだり、頭を使うだけで肩や首や張ってくる」という経験がある場合、多くは自律神経の不調による肩こりであり睡眠障害や不眠症状などをもっている傾向にあります。そのため改善のためには「筋肉のほぐしではなく自律神経の調整が重要」と考えられています。

背中の筋肉のこりが交感神経を刺激して不眠にさせる

この交感神経の過緊張によって寝苦しさとともに睡眠障害や不眠症状が起こる理由には「寝た時に筋肉のこりが圧迫されて交感神経が刺激される」というものがあります。
就寝時に筋肉のこりが寝具の床面などに圧迫されると「寝ようとしても肩や背中が苦しくて何度も寝返りをうってしまう」「寝ようとしても肩や首に力が入って眠れない」などの症状が起こることがあります。これは筋肉のこりが圧迫されることで交感神経を刺激されて起こる反応です。この交感神経への刺激がより身体の緊張や脳の興奮を高めてしまい睡眠障害や不眠症状を引き起こすと考えられています。※1

マッサージ、整体では自律神経系の肩こりは治らない

寝苦しさを感じる首こり、肩こり、肩甲骨の張り感などの症状の原因は交感神経の興奮や自律神経の乱れであるためマッサージや整体で筋肉をほぐしただけでは改善されません。
よく肩こりの方で「マッサージや整体は受けているその場は気持ちいいのだけれどすぐに症状が元に戻ってしまう」ということをお聞きしますが、これは根本的な原因の自律神経の乱れを改善されていないことによります。筋肉の張り感や緊張、コリ感は単純な筋肉の疲労だけでなく自律神経の乱れでも起こることを覚えておきましょう。

肩こりで寝れないときにおすすめの漢方薬は酸棗仁湯

東洋医学ではこのような肩こりで眠れない症状は神経の働きすぎで起こる気血の消耗と考えます。そのために漢方薬では酸棗仁湯を用いることがあります。酸棗仁湯は消耗した気血を補い疲労した神経を回復させます。それにより精神の安定とともに睡眠を促す働きがあります。神経の高ぶりや疲労で眠りが浅くなった方や夜にソワソワして眠れない方などに効果が期待できます。
【注釈】・・・柴胡加竜骨牡蛎湯は保険適用もあり、ツムラ103が製品番号になります。服用する場合は医師、薬剤師と相談した上で開始してください。

実はカウンセリングによる心理的ストレスの軽減で改善できる

自律神経失調症は「自律神経失調症そのものがストレスに感じる」「治らないことが余計に不安になり症状が強くなる」「ついつい自律神経失調症のことを気にしてしまう」といった不調に対する捉え方や考え方によっても症状を悪化させることがあります。そのため改善のためには不調そのものに対する捉え方や考え方を修正することがとても重要になります。日々、知らず知らずのうちに症状を強めてしまったり改善を妨げている心の癖や考え方の癖を、正しく修正し心理的ストレスを軽減させることで自律神経失調症が完治されることが多々あります。当院でもカウンセリングと鍼灸を組み合わせた方法で治療を行っております。ぜひ、強い精神的なストレスと不調でお悩みの方はご相談ください。

当院が考える肩こりで眠れない症状を治す鍼灸治療

自律神経の不調が原因である肩こりや不眠症状を改善するためには高ぶった交感神経を鎮静させ、副交感神経を高めることが重要です。この自律神経の疲労を完治させるのに鍼灸治療は大変効果的です。当院はこの自律神経の不調に対して東洋医学に基づく鍼灸治療で改善を図っています。東洋医学は同じ自律神経の不調であっても個々の患者様の微妙な体質や病態の違いを把握し、それに合わせて東洋医学のツボを選定し治療を行います。この違いに合わせた鍼灸治療によって鍼灸の効果を最大限に引き出します。

肩こりで眠れない症状を治すなら当院の鍼灸治療が効果的

現在、当院では肩こりで眠れない症状でお悩みの方が多くご来院されています。
首こり、肩こり、背中の張り感による寝苦しい症状は当院の東洋医学に基づく鍼灸治療で治ります。
肩こりや肩甲骨の張り感は単なる筋肉の緊張ではなく自律神経の乱れです。
悪化してしまうと不眠症や睡眠障害が出現するため早期の治療が必要です。
ぜひ、この症状でお悩みの方は当院の鍼灸治療を受けてみてはいかがでしょうか。


関連する記事
肩こりが治らないときは自律神経を治す
肩こりで歯が痛いときは鍼灸のツボ
吐き気がある肩こりの原因と治し方
あなたの肩こりが治らない本当の理由
首こりが原因で起こる不眠を治すなら自律神経
神経性嘔吐症の原因と鍼灸で改善する方法
[参考]
※1 “首こり”が、 どのように自律神経失調症に影響するのか?/ 東京脳神経センター
https://tokyo-neurological-center.com/blog/399/

【三鷹駅徒歩1分 自律神経専門の鍼灸院コモラボ】

自律神経専門鍼灸院コモラボでは、
⾃律神経の乱れによる体調不良にお悩みの⽅に特化した、
東洋医学に基づく鍼灸院です。

適応症状

睡眠障害(不眠症)、動悸、不安症、不妊症、頭痛(肩こり頭痛、偏頭痛)、更年期症状(イライラ、ホットフラッシュ、動悸)、耳鳴り、睡眠薬・鎮痛剤の副作用など様々な不調に対応しています。
※お悩みのご相談も無料で承っております。メールやLINEからご連絡ください。

・住所 〒180-0006 東京都武蔵野市中町1-7-7 オサダビル4F
・営業時間 9:30~19:30(年中無休)
・電話番号 0422-38-8708
・予約方法 メール・LINEチャットまたは電話でご連絡ください

一覧に戻る