
BLOG
ブログ
こめかみを押すと痛い人は頭痛が悪化しやすい

公開日:2022年11月01日 更新日:2023年01月21日 こめかみの痛みには以下の関連性があります。 ・こめかみを指で押すと痛みを感じる、筋肉がコリコリと硬くなっているのが感じる ・頭痛や眼精疲労が強い人はこめかみを押すとズーンと痛みが出やすい ・神経痛や皮膚疾患が原因の場合はこめかみを押したときのビリっと電気が走る痛みがでることもある その中で慢性的な頭痛とめまいに関係があるものは「頭痛や眼精疲労が強い人はこめかみを押すとズーンと痛みが出やすい」です。その理由を解説していきます。
目次 0.こめかみの痛みは一次性頭痛と浮動性めまいに多い 1.「目を閉じるとめまいがする、頭が重くふわふわする」の原因は肝臓にある 2.女性は月経などで血を消耗しやすい=頭痛が起きやすい 3.頭痛を和らげる食べ物は血を補う食材から 4.まとめ 5.ふらつきや吐き気が出る前に偏頭痛は東洋医学の鍼灸で改善しよう

東京都武蔵野市三鷹駅北口にある自律神経専門院鍼灸院コモラボです。このブログ記事を書いている我々は5万人以上の臨床経験を誇る独自の自律神経調整の鍼灸治療により多くの患者様の症状を改善に導いている実績があります。

0.こめかみの痛みは一次性頭痛と浮動性めまいに多い
[頭痛] 日本人の約1/3は頭痛持ちだといわれています。 頭痛には一次性頭痛と二次性頭痛に分けることができます。二次性頭痛にはすぐに病院での診察が必要なものになります。 まずは頭痛の原因が生命にかかわるものかどうかを見極めることがとても重要です。 二次性頭痛 : 脳や体に病気があって起こる頭痛 くも膜下出血や脳腫瘍、髄膜炎など脳の病気による頭痛です。 「これまでに経験のない激しい突然の頭痛」はくも膜下出血の可能性があります。 「熱があって食事が摂れない激しい頭痛」は髄膜炎を疑います。すぐに医療機関を受診してください。 一次性頭痛 : 頭痛が持病の「頭痛もちの頭痛」 脳や体に病気がないのに、繰り返し起こる頭痛で、慢性頭痛、習慣性頭痛ともいわれます。 片頭痛と緊張型頭痛と群発頭痛が主な一次性頭痛です。 [めまい] めまいは、自分自身の体と周囲の空間との相互関係や位置関係が脳の認知機能で乱れると起こります。この認知の乱れに不快感を伴ったときに生じるのがめまいとされています。 めまいの症状は、グルグル目が回る「回転性めまい」、フワフワふらつく「浮動性めまい」、クラッとする「立ちくらみのようなめまい」の3つに大きく分けられます。 回転性めまい:自分自身がグルグル回っていると感じたり、周囲がグルグル回ったりしているように見えます。急に発症し、吐き気・嘔吐、難聴、耳鳴などの症状を伴うことがあります。 浮動性めまい:からだがフワフワした感じでふらつく、まっすぐ歩けない、姿勢を保つのが難しいと感じます。急に、または徐々に症状が出現し、フワフワ揺れる感じと頭痛やしびれ、運動まひなどの症状を伴うことがあります。 立ちくらみ:立ち上がったときに急にくらっとしたり、ひどいときには意識を失ったりします。脳全体に血液が行かないときの症状です。
1.「目を閉じるとめまいがする、頭が重くふわふわする」の原因は肝臓にある

中医学では臓腑の肝の蔵血機能と偏頭痛が関係していると考えられています。東洋医学の肝の機能は ①気の巡りをスムーズにする機能②血を蓄える蔵血機能の2つです。 このうち偏頭痛と関係が深いのが②蔵血機能になります。中医学では血液のことを血(けつ)と呼びますが、この血(けつ)は全身での働きでは「栄養を隅々まで送る役割」になります。また肝の中では血のことを陰血(いんけつ)と呼び、 ①目・頭・髪・爪などに栄養を送る、②肝の陽気(上昇しやすい気)を制約する、 この2つの働きが蔵血機能としてあります。 この肝にある陰血が不足すると ①目を閉じるとめまいが起こる②頭が重くふわふわとするといった症状が出現します。 この①②が偏頭痛であると東洋医学では説明します。
2.女性は月経などで血を消耗しやすい=慢性的な頭痛とめまいが起きやすい

慢性的な頭痛とめまいが起きる理由の一つとして中医学では「肝に蓄える血が消耗することで慢性的な頭痛とめまいが起きる」と説明しました。 それを踏まえて男女比で女性が慢性的な頭痛とめまいが起きやすいことを考えると一つの理由として「慢性的な頭痛とめまいの女性の原因には月経による血液の消耗がある」というのが挙げられます。 また食事の偏りや小食などで適切に栄養が摂取されないと身体に蓄えるべき血が生成されないので、より血が不足し慢性的な頭痛とめまいが起きやすくなるとも言えます。
3.慢性的な頭痛を和らげる食べ物は血を補う食材から
中医学では血を補う用語で「滋陰養血(じいんようけつ)」という言葉があり、その名の通り「血を養い陰を増やす」という考えです。 慢性的な頭痛とめまいを和らげる食べ物は以下の通りです。 【滋陰養血の食材】 小松菜・人参・アスパラガス・白きくらげ・いちご・黒ごま・松の実・卵・豚肉・カキ・ホタテ
4.まとめ
- 「目を閉じるとめまいがする、頭が重くふわふわする」の原因は肝臓
- 偏頭痛の女性の原因には月経による血液の消耗がある
- 偏頭痛を和らげる食べ物にはアスパラガスなどがある
5.ふらつきや吐き気が出る前に偏頭痛は東洋医学の鍼灸で改善しよう

肩こりからくる頭痛や慢性的な頭痛とめまいは悪化をすると急に気持ちが悪くなるめまいが出現します。 この原因に一過性に頭への血流が低下する現象によって起こるとされています。 このようなふらつきや吐き気などの症状が起こると重度の肩こり頭痛や慢性的な頭痛とめまいとされて生活にも支障が出始めます。このような症状を改善するには東洋医学に基づく鍼灸で改善できます。 一人ひとりの体質にあった全体的な治療によって根本的な改善がはかれます。 ぜひ、ふらつきや吐き気がでるような肩こり頭痛や慢性的な頭痛とめまいでお悩みの方は当院の鍼灸治療を受けてみてはいかがでしょうか。

関連する記事 肩こり頭痛や偏頭痛でのめまいや吐き気は改善できる~その1~ 肩こりや首こりからの頭痛は東洋医学の専門医へ マッサージヘッドスパでは肩こりと頭痛は改善しない 首や肩の痛みと頭痛には東洋医学の鍼灸 マッサージや整体で改善しない肩こりは東洋医学の鍼灸 マッサージで治らない肩こりや耳鳴りは東洋医学の鍼灸 肩こりで寝苦しい人は不眠症,鍼灸で自律神経を改善 身体のむくみによって肩こりは起こる,東洋医学の鍼灸 ストレスによる肩こりや腰痛は自律神経を整えれば改善する ひどい肩こりは東洋医学の鍼灸で解消できる 朝起きたら首が痛い、ぎっくり首の症状は鍼灸で改善 マッサージヘッドスパでは肩こりと頭痛は改善しない
【三鷹駅徒歩1分 自律神経専門の鍼灸院コモラボ】
自律神経専門鍼灸院コモラボでは、
⾃律神経の乱れによる体調不良にお悩みの⽅に特化した、
東洋医学に基づく鍼灸院です。
睡眠障害(不眠症)、動悸、不安症、不妊症、頭痛(肩こり頭痛、偏頭痛)、更年期症状(イライラ、ホットフラッシュ、動悸)、耳鳴り、睡眠薬・鎮痛剤の副作用など様々な不調に対応しています。
※お悩みのご相談も無料で承っております。メールやLINEからご連絡ください。
・住所 〒180-0006 東京都武蔵野市中町1-7-7 オサダビル4F
・営業時間 9:30~19:30(年中無休)
・電話番号 0422-38-8708
・予約方法 メール・LINEチャットまたは電話でご連絡ください