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こめかみを押すと痛いのは老廃物が原因

こめかみを押すと痛いのは老廃物が原因
公開日:2022年11月01日
更新日:2023年10月29日
東京都三鷹駅にある自律神経専門院鍼灸院コモラボです。このブログを監修している鈴木貴之清水正太は国家資格であるはり師免許、きゅう師免許、柔道整復師免許、心理カウンセラーを取得した資格保有者です。8万人以上の臨床経験を誇る独自の自律神経調整の鍼灸治療により病院やクリニックでは改善できない不調で悩まれている多くの患者様の症状を改善に導いている実績があります。「病院にいっても薬を処方されるだけで治らない」とお悩みの方はぜひ当院にご相談ください。

こめかみに起こる頭痛でお悩みの方が増えています

現在、当院では病院やクリニックで治らないこめかみに起こる頭痛症状でお悩みの方が多くご来院されています。

その中でも特徴的なものに「こめかみを押すと痛い」「こめかみを押すと頭痛が楽になる」などを訴える方が多い傾向にあります。
こめかみの部分は筋肉や神経などが密に通っている部分であるため頭痛など身体の反応が出現するポイントになります。

今回は「こめかみを押すと痛いのは老廃物が原因」と題してこめかみを押したときに痛みが起こる原因やこめかみに起こる頭痛の改善方法などを解説します。

こめかみを押して痛い場合に考えられる身体の不調とは?

こめかみは先ほども解説した通り、筋肉や神経などが密に通っている部分になるため押して痛みがある場合は身体の不調に関わる反応として考えます。
押して痛みの反応がある場合は以下のような不調が考えられます。

・こめかみの筋肉がコリコリと硬くなっている場合は食いしばりや歯ぎしりで顎周りが疲労している
・こめかみを押したときに頭や目にズーンとした響きを感じる場合は頭痛や眼精疲労が起こりやすい
・こめかみを押したときのビリっと電気が走る痛みが起こるときは神経痛の可能性がある
主にこめかみを押したときの反応はこのような三つがあります。

コリコリと硬い場合は食いしばりや歯ぎしりの疲労が溜まっている

こめかみを押したときにコリコリと筋肉のこりと痛みを感じる場合は噛むときに使われる側頭筋(そくとうきん)と呼ばれる筋肉が緊張している状態です。

とくに食いしばりや歯ぎしりなど噛む動作が持続する症状が起こる人はこめかみやその周囲に筋肉のこりが起こっている可能性があります。

食いしばりや歯ぎしりは側頭筋や顎に負荷をかけるだけでなく首こりや肩こりなども引き起こすことがあります。※1

押して頭や目にズーンと響いたら頭痛や眼精疲労が起こりやすい

こめかみを持続的に指圧したときに頭や目の周囲にズーンとした響き(鈍い痛み)が起こることがあります。

この反応がある場合は頭痛や眼精疲労が起こりやすい状態と考えられます。こめかみ周囲にある側頭筋(そくとうきん)や眼輪筋(がんりんきん)が疲労を起こして放散痛(ほうさんつう)と呼ばれる痛みを目の周りや頭部に起こしている状態です。

頭部への放散痛は頭痛として感じやすく、目の周りの放散痛は眼精疲労として感じることがあります。この放散痛を起こす筋肉のこりをトリガーポイントと呼びます。※2

押したときにビリっと電気が走る痛みは神経痛の可能性あり

先ほど解説した二つのこめかみの痛みは筋肉に関係する鈍い痛みが反応として起こります。

しかし、そのような鈍い痛みではなく「ビリっとした電気が走る痛み」が起こることがあります。
もしこめかみでこの電気が走る痛みが起きたときは三叉神経痛の疑いがあります。

三叉神経はこめかみのあたりを起点として眼神経、上顎神経、下顎神経と三つに分かれています。
この三叉神経が何らかの影響により炎症を起こすと神経が走行している皮膚を触れただけでも電気が走る痛みが起こることがあります。

主な原因には三叉神経と並行して走っている血管の拍動が神経を刺激して痛みが起こるものがあります。※3

当院が考えるこめかみの頭痛を治す鍼灸治療

当院ではこのようなこめかみ周囲に起こる不調は東洋医学に基づく診断と鍼灸治療で改善を図ります。

患者様の症状を隈なくお伺いし、東洋医学に基づく体質や病態の診断によって個々の患者様に合った東洋医学のツボを利用して治療を行い、全身の自律神経の働きを調整します。

またトリガーポイント症状などがある場合は局所的に原因となる筋肉の緊張を緩めて即効性を引き出すこともします。全体のバランスをとりつつ、局所的な不調もとる鍼灸治療を行います。

【改善例&効果の高いツボ 】食いしばりからくる頭痛(20代女性)

【治療の体験者&改善例 】
20代の女性で「昔から癖で食いしばりがあるが最近頭痛が頻繁に起こるようになった」との訴えでご来院されました。

歯科医院では「口の内側の頬に歯の跡がついている」と指摘されており食いしばりが強いことが診断されています。
この方はマッサージや整体などは頻繁に通っており筋肉を緩める治療は受けておりますが頭痛がなかなか取れないとのことで当院にご来院されました。

当院での問診と検査でもストレスによって食いしばりが引き起こされていること、さらにその食いしばりによって筋肉が過緊張を起こして筋緊張型頭痛が起きていることがわかりました。

そのため当院では自律神経を乱れさせて食いしばりを起こしている原因のストレスを完治させる鍼灸治療を行い改善を促しました。

【主に利用したツボ】
陽谷は経絡(エネルギー線)が顔面部まで伸びており頭痛や食いしばりなどの不調に効果的な東洋医学のツボになっております。
・陽谷(ようこく)・・・手首の関節、小指寄りのくぼみ。

こめかみの頭痛は当院の鍼灸治療で改善できます

現在、当院では病院やクリニックで治らないこめかみに起こる頭痛症状でお悩みの方が多くご来院されています。

鍼灸治療は乱れた自律神経の不調を改善しつつ、局所的な痛みを取り除く効果が期待できます。
そのためストレスなどによる身体の不調や炎症による神経痛などにも鍼灸は有効です。

ぜひ、「病院にいっても薬を処方されるだけで治らない」とお悩みの方は当院の鍼灸治療を受けてみてはいかがでしょうか。



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[参考]
※1噛みしめの原因となるTHC(上下の歯を接触させる癖)/オナハデンタルクリニック関内
https://ohanadent.com/information/hagishiri-2/
※2疲れ目と神経痛 / ふくた眼科クリニック
※3 三叉神経痛/ 香川県立中央病院
https://www.chp-kagawa.jp/department/a014/detail013/

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