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パニック障害の原因は自律神経にある

公開日:2022年11月01日 更新日:2023年2月15日 不安は漠然とした恐れの感情で誰もが経験するものです。 しかしその不安がはっきりとした理由があってもなくても不釣り合いな強さで出現し、繰り返し生じたり、長く続いたり、日常生活が脅かされるものは不安症という病気になります。 この不安症の多くは症状が反復しやすく、かつ症状が安定しても再発しやすい傾向にあるのが特徴です。

東京都三鷹駅にある自律神経専門院鍼灸院コモラボです。このブログ記事を書いている我々は5万人以上の臨床経験を誇る独自の自律神経調整の鍼灸治療により多くの患者様の症状を改善に導いている実績があります。
目次

「何もかもが不安になる」のが全般性不安症

「何もかもが不安になる」という多くの出来事や活動について過度な不安や心配が慢性的に持続している病気を全般性不安症といいます。 不安の対象は様々ですが、仕事関連や経済状態、健康問題など日常的な生活環境についての事項が多い。 不安の症状に加えて、自律神経系の過活動を中心とする身体症状を伴いやすい傾向にあります。 【具体的な症状】 ①会社の業績が悪くなり将来が不安で仕方がない ②大きな病気に罹り、そのことで今後の自分の健康のことを考えると急な不安に襲われる
人前で急に緊張してしまう社交不安症とは(対人恐怖症とは)
かつては対人恐怖症として呼ばれていた症状です。他人から注目されることに対する不安を特徴とします。 人前で話すといった他人から注目される場面で不安を感じ、さらに動悸、振戦、発汗、緊張などの不安の身体症状を呈します。 また、その結果、ごくわずかな衆目場面、あるいは実際には注目されていないような場面をも次第に回避するようになり、日常生活に障害が生じます。 【具体的な症状】 ①人前で赤面するのが怖い(赤面恐怖) ②人前で話すのが怖い(スピーチ恐怖) ③視線が怖い(視線恐怖) ④人前で文字を書くと手が震える(書痙しょけい)
パニック障害は自律神経失調症が原因

パニック症とは思いがけないときに突然起こるパニック発作を主体とする不安症です。 パニック発作とは急性・突発性の発作で、動悸や胸痛、窒息感、めまいなどの身体症状を伴った強い不安発作です。 発作は数分のうちに最強になり、少なくとも数分間は持続します。パニック発作を経験すると再び発作が起きることへの予期不安を生じます。 また、予期不安にはそのような状況や環境を回避する回避行動をを伴います。回避行動が進行すると広範な状況に対して回避が起こり、生活活動の範囲が狭くなり、続発性のうつ病へ進展することもあります。 このようなパニック障害による発作的な症状に原因は自律神経失調症があるといわれています。 【具体的な症状】 ①パニック障害で電車に乗れない ②閉所恐怖症で急に息苦しくなる ③パニック障害で外出できずに引きこもりになる
パニック症は自律神経失調症の症状が出現する
以下の症状が同時に4つ以上起こる場合はパニック症の可能性があります。 ・動悸・心拍数の増加 ・発汗 ・からだの震え ・息切れ感または息苦しさ ・窒息しそうな感覚 ・胸痛または胸部不快感 ・吐き気または腹部の不快感 ・めまい、ふらつく感じ、気が遠くなる感じ ・現実感がない、離人症状(自分が自分でない感じ) ・気が変になるのではないかと感じる ・死ぬことに対する恐怖 ・皮膚感覚のマヒ、うずく感じ ・皮膚が冷たい、または熱いという感じ
不安やパニック症のメカニズムや原因は解明されていない
不安やパニック症のメカニズムや原因はまだ解明されていません。 しかし、その症状は「死への危険を察知して警告を発信し、生き延びるための反応」といわれています。 これらパニックの症状は命の危険から逃れるために有利な反応であり、本来人間に備わったプログラムなのですが、何もない時に誤作動を起こして反応してしまうことが原因の一つとしてあるようです。
まとめ
・過度な不安や心配が慢性的に持続している病気を全般性不安症という ・人前で話すといった他人から注目される場面で不安を感じ、さらに動悸などが出現するのを社交不安症という ・不安やパニック障害による発作的な症状に原因は自律神経失調症がある
パニック障害や不安症は鍼灸で克服できる
パニック障害や不安症は自律神経の乱れによって起こる病気です。 全身の各器官を調整している自律神経(交感神経と副交感)が強いストレスによって機能が失調してしまうことでパニック障害や不安症が発生します。 その自律神経の乱れと失調を安定させ働きを整えることでパニック障害や不安症は克服できます。 ぜひ、パニック障害や不安症でお悩みの方は当院の鍼灸治療を受けてみてはいかがでしょうか。

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