
BLOG
ブログ
ストレスの改善は片頭痛の改善に繋がるその理由

公開日:2022年10月28日 更新日:2022年01月14日
目次 1.生活の様々なところにある片頭痛の原因がある 2.生理的ストレスの改善 3.心理的ストレスの改善 4.物理的ストレスの改善 5.身体的ストレスの改善 6.具体的な片頭痛回避のポイント 7.食事にも注意を払い頭痛予防に良いとされる食材をとるようにする 8.まとめ 9.治らない偏頭痛は東洋医学の鍼灸治療で改善できる

東京都武蔵野市三鷹駅北口にある自律神経専門院鍼灸院コモラボです。このブログ記事を書いている我々は5万人以上の臨床経験を誇る独自の自律神経調整の鍼灸治療により多くの患者様の症状を改善に導いている実績があります。

1.生活の様々なところにある片頭痛の原因がある

片頭痛の予防にかかせないのが生活習慣の見直しと改善です。片頭痛の発生原因はまだ不明な点が多いのが現状です。 しかし研究では身体的ストレス、精神的ストレスが自律神経の乱れを引き起こし片頭痛の発症を助長していることはわかっています。そして改善のポイントは ①生理的ストレスの改善 ②心理的ストレスの改善 ③物理的ストレスの改善 ④身体的ストレスの改善 4つに分類できます。 では一つずつ解説していきます。
2.生理的ストレスの改善
片頭痛が起こりやすい原因にストレスによる内臓の生理的な働きの低下があります。 例えば、極端な空腹や不規則な食事などが原因としてあげられます。 内臓の働きがスムーズに行われるためにも規則正しい食生活とバランスのとれた食事が必要です。 他にも原因には身体を冷やして血行循環が悪かったり、睡眠不足が長く続いていたりなどもこの生理的ストレスによる内臓機能の低下を及ぼし片頭痛が起こりやすいといえるでしょう。
3.心理的ストレスの改善
心理的ストレスによる片頭痛には緊張や不安、対人圧力、人込みなどがあります。片頭痛の原因には自律神経の乱れが関与しているといわれています。 過度に緊張や不安などで交感神経が高まると片頭痛が起こりやすくなります。 他にも対人との圧迫感や満員電車での人込みなども心理的にストレスがかかる要因になります。 急に起こる片頭痛を予防するにもこういった環境による心理的なストレスを避けることも大切といえるでしょう。
4.物理的ストレスの改善
物理的ストレスには騒音、換気の不良、暑さ、乾燥、直射日光、車酔いなどがあげられます。 片頭痛はとくに光に過敏になる傾向があるので直射日光は避けた方がいいでしょう。 しかし物理的ストレスは体質に応じて「ストレスと感じるもの」が違うため片頭痛の発症がしやすい傾向のものを特定する必要があります。
5.身体的ストレスの改善
身体的ストレスには過度な肉体疲労、眼精疲労などがあります。身体的な疲れは自律神経を含めた機能低下を起こしやすく片頭痛を助長させます。 しっかりと身体の疲れをとり身体の機能が働きやすい環境作りが片頭痛の予防になります。
6.具体的な片頭痛回避のポイント

- 明るすぎる室内照明など頭痛の誘発・増悪因子を突き止め回避・改善する
- 規則正しい生活習慣を心がける。夜更かしを避ける
- スマートフォン使用(ブルーライトは脳を刺激)の時間制限を設ける
- 光過敏:アンバー系のサングラスがよい、青系はかえって片頭痛を誘発する
- 睡眠:寝不足も過眠も頭痛の原因となる、睡眠時間は6.5~8.5時間が最適、不眠症は頭痛を40%増加させる
- 入浴:温まることで血管が拡張して偏頭痛が起こる場合はシャワーで済ませる
- 適度な運動:疼痛疾患全体に有益である、ただし発作中は避ける
- 月経時:この期間に合わせて予防策をとる(ナラトリプタン服用、鎮痛薬3~5日間服用)
- 欠食(低血糖)を回避し朝食をとる、空腹時は飴やナッツなどの軽い間食をとる
- 誘因となる食品・食材・飲料を避ける、ただし人さまざまであり、チョコレートは盲検法で頭痛の原因にはならないことが証明されている
- アルコール:ヒスタミンを含む赤ワインなどが原因になりやすいが、すべての片頭痛に当てはまるわけではない
- マグネシウム、ビタミンB2などのビタミン類を豊富にとる(野菜、海草、豆)
7.食事にも注意を払い頭痛予防に良いとされる食べ物をとるようにする
片頭痛の方は緑黄色野菜や葉物野菜の摂取が不十分でマグネシウムが不足傾向にあり積極的に摂取する必要があります。 他にもビタミンB2(豚肉、卵、大豆、焼海苔、うなぎ、ごま)はミトコンドリア機能を高め、マグネシウム(ほうれんそう、柿、大豆、魚介類)は神経を保護することにより片頭痛の改善・予防に効果的です。
8.まとめ
- 片頭痛が起こりやすい原因にストレスによる内臓の生理的な働きの低下がある
- 過度に緊張や不安などで交感神経が高まると片頭痛が起こりやすくなる
- 身体的な疲れは自律神経を含めた機能低下を起こしやすく片頭痛を助長させる
9.治らない偏頭痛は東洋医学の鍼灸治療で改善できる

以上が、現在分かっている現代医学でわかっている偏頭痛のメカニズムや原因についてになります。 しかし、これだけ原因究明がされていても現行では頭痛薬や鎮痛剤による対処療法のみが西洋医学になります。 偏頭痛、低気圧の頭痛(気象病)、生理痛による頭痛などでお悩みの方は東洋医学に基づく鍼灸治療を受けて薬物に頼らない体質改善をしてみてはいかがでしょうか。

関連する記事 偏頭痛は病気なのか?そのメカニズムを解説~その1~ 偏頭痛は病気なのか?治らない偏頭痛の原因~その2~ ロキソニンが効かない?頭痛薬の使い過ぎでも頭痛が起こる~その1~ 飲み過ぎている頭痛薬をやめるなら東洋医学の鍼灸 ロキソニンが効かない?頭痛薬の使い過ぎでも頭痛が起こる~その2~ 症例報告 「月経周期(生理)に伴う不調(頭痛、倦怠感、不眠、月経不順)」 ストレスによる頭痛は東洋医学の鍼灸 気象病・偏頭痛は自律神経を整えれば改善する 低気圧による頭痛やだるさの対策に鍼灸治療 薬物使用過多による頭痛(MOH)は鍼灸で改善する 冬の寒さや冷えによる肩こり頭痛は東洋医学の鍼灸 薬を飲んでも改善しない頭痛は東洋医学の鍼灸 頭痛のような目の奥の痛みには東洋医学の鍼灸 子供の頭痛は東洋医学の鍼灸[薬に頼らずに改善できる] 枕が合わずに起こる朝の頭痛に東洋医学の鍼灸 呼吸が浅くなると偏頭痛が起こる,改善なら鍼灸 ピルに頼らず生理痛の頭痛を治す,東洋医学の鍼灸 副鼻腔炎(蓄膿症)による頭痛は東洋医学の鍼灸
【三鷹駅徒歩1分 自律神経専門の鍼灸院コモラボ】
自律神経専門鍼灸院コモラボでは、
⾃律神経の乱れによる体調不良にお悩みの⽅に特化した、
東洋医学に基づく鍼灸院です。
睡眠障害(不眠症)、動悸、不安症、不妊症、頭痛(肩こり頭痛、偏頭痛)、更年期症状(イライラ、ホットフラッシュ、動悸)、耳鳴り、睡眠薬・鎮痛剤の副作用など様々な不調に対応しています。
※お悩みのご相談も無料で承っております。メールやLINEからご連絡ください。
・住所 〒180-0006 東京都武蔵野市中町1-7-7 オサダビル4F
・営業時間 9:30~19:30(年中無休)
・電話番号 0422-38-8708
・予約方法 メール・LINEチャットまたは電話でご連絡ください