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頭痛が治らない根本的な原因を解説

頭痛が治らない根本的な原因を解説
公開日:2022年10月25日
更新日:2023年2月13日
東京都三鷹駅にある自律神経専門院鍼灸院コモラボです。このブログを監修している鈴木貴之清水正太は国家資格であるはり師免許、きゅう師免許、柔道整復師免許、心理カウンセラーを取得した資格保有者です。8万人以上の臨床経験を誇る独自の自律神経調整の鍼灸治療により病院やクリニックでは改善できない不調で悩まれている多くの患者様の症状を改善に導いている実績があります。「病院にいっても薬を処方されるだけで治らない」とお悩みの方はぜひ当院にご相談ください。

「不通則痛」と「不栄則痛」について

「不通則痛」と「不栄則痛」について
「不通則痛」と「不栄則痛」について
東洋医学では痛みについて「不通則痛(通りが詰まると痛みが起こる)」と「不栄則痛(通らないと痛みが起こる)」という言葉があります。頭痛が起こる原因もこの2つのいずれかになります。
前半の冷えのぼせタイプと肝うつタイプは熱や血液の流れが詰まってしまって起こる頭痛。後半の栄養不足タイプと冷え性タイプは栄養が頭部に行き渡らずに起こる頭痛となります。この状態を東洋医学では根本的な原因として捉えて治療を導きます。

足が冷えて熱が上昇して頭痛が起こる、冷えのぼせタイプ

足が冷えて熱が上昇して頭痛が起こる
足が冷えて熱が上昇して頭痛が起こる
 頭寒足熱という言葉がありますが、東洋医学でも温かい熱は足元にあり、冷たい寒は頭部にあるほうがよいという考えがあります。
しかし、足腰が冷えてしまったり、もともと新陳代謝が悪く下肢が冷えやすい体質だと、足元にあった熱が上昇してしまい頭部に熱が溜まってしまいます。
この頭部に熱が溜まることで頭痛が起きてしまいます。この状態をのぼせ冷えタイプと呼びます。
この冷えのぼせタイプは頭痛と下肢の冷え以外にも顔面部のほてりや発汗などが起こりやすくなります。以下が主な症状になります。
【冷えのぼせタイプの全身症状】
頭部の張り感、頭が熱い感じ、発熱、口が渇く

イライラして鬱憤が溜まると頭痛が起こる、肝うつタイプ

 肝臓は自律神経と血流の調整を行っています。イライラやストレスで鬱憤が溜まると肝臓が疲労を起こして、調整している自律神経が乱れてしまいます。
この乱れによって頭部の血流調整が乱れ、神経過敏な状態となり頭痛が起こります。このようなストレスによる頭痛を肝うつタイプと呼びます。
肝うつタイプの頭痛は片頭痛、雨の日や気圧の変化などの悪天候などによって自律神経が乱れやすく気象病などによる不調が起こりやすくなります。
また他の症状には目の充血、眼精疲労、めまいなどがあります。肝うつタイプの主な症状は以下の通りになります。
【肝うつタイプの症状】
片頭痛、目の充血、めまい、難聴、赤ら顔、熱感、便秘

胃腸の調子が悪くて頭痛が起こる、栄養不足タイプ

胃腸の調子が悪くて頭痛が起こる
胃腸の調子が悪くて頭痛が起こる
 胃腸の調子が悪くなると飲食物からの消化吸収が悪くなり身体が栄養不足になります。
栄養不足になると頭部にも栄養が行き渡らず頭痛が起こります。特徴的な症状として無理に動いたりすると頭痛が強くなったり、フラフラとめまいが出現し動けなくなったりする症状がでてきます。
栄養不足タイプは消化吸収能力を高めて飲食物がスムーズに栄養が補給できれば改善できます。栄養不足タイプの症状は以下の通りになります。
【栄養不足タイプの全身症状】
疲労時に頭痛が起きやすい、身体の疲れが強い、息切れ、食欲不振

身体全体が温められずに頭痛が起こる、冷え性タイプ

東洋医学では全身を温める機能を腎臓が担っていると考えます。この腎臓の機能が低下すると足元を中心とした全身の冷えが起こります。
この冷えの影響で血液の流れが滞り頭部への血液が届かなくなり頭痛が起こります。
栄養不足タイプの頭痛と似ていますが、こちらの改善には冷えの原因である腎臓の機能を高めることが優先されます。
【冷え性タイプの症状】
シクシクとした痛みの弱い頭痛、めまい、耳鳴り、手足の冷え、足腰がだるい

まとめ

  • 痛みについて「不通則痛(通りが詰まると痛みが起こる)」と「不栄則痛(通らないと痛みが起こる)」という言葉がある
  • 足腰が冷えてしまったり下肢が冷えやすい体質だと頭部に熱が溜まり頭痛が起きる
  • ストレスなどで頭部の血流調整が乱れ、神経過敏な状態になると頭痛が起こる
  • 胃腸の調子が悪くなると栄養不足になり頭部に栄養が行き渡らず頭痛が起こる
  • 腎臓の機能が低下すると足元を中心とした冷えが血液を滞らせ頭部への血液が届かず頭痛が起こる

市販薬を飲んでも治らない頭痛は鍼灸治療で改善

頭痛薬や鎮痛薬を飲んでも頭痛に効果が感じない、頭痛が治らないとお悩みの方が増えています。
しかし、頭痛薬や鎮痛薬を飲み続けるのは身体にとても負担になります。また飲み続けることで副作用が起こる可能性も高まります。
薬の服用に強い抵抗を感じている方や頭痛を治したい方は、ぜひ当院の東洋医学に基づく鍼灸治療を受けてみてはいかがでしょうか


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東洋医学に基づく鍼灸院です。

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睡眠障害(不眠症)、動悸、不安症、不妊症、頭痛(肩こり頭痛、偏頭痛)、更年期症状(イライラ、ホットフラッシュ、動悸)、耳鳴り、睡眠薬・鎮痛剤の副作用など様々な不調に対応しています。
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