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自律神経めまいは顔のむくみから起きる

自律神経めまいは顔のむくみから起きる
公開日:2022年10月21日
更新日:2024年03月15日
東京都三鷹駅にある自律神経専門院鍼灸院コモラボです。このブログを監修している鈴木貴之清水正太は国家資格であるはり師免許、きゅう師免許、柔道整復師免許、心理カウンセラーを取得した資格保有者です。8万人以上の臨床経験を誇る独自の自律神経調整の鍼灸治療により病院やクリニックでは改善できない不調で悩まれている多くの患者様の症状を改善に導いている実績があります。「病院にいっても薬を処方されるだけで治らない」とお悩みの方はぜひ当院にご相談ください。

自律神経の乱れが顔のむくみを起こす

浮動性めまいはふわふわとした雲の上を歩いているような浮いている感覚やまっすぐ歩けない、といった症状が出現します。
この浮動性めまいの中で多いのが自律神経の乱れによって起こる心因性めまいです。

心因性めまいは精神的なストレスによって自律神経に変調をもたらしてふわふわしためまいが発症すると考えられています。
また内耳における自律神経の乱れもめまいと同時にリンパの巡りも悪くなるため顔のむくみが起こるといわれています。

このむくみによって急に立ち上がったときに吐き気がしたり、お風呂から出たときなどに頭がくらくらしたり、一瞬目の前が真っ暗になることがあります。※1

東洋医学で顔のむくみやめまいの原因は湿気

顔のむくみとめまいは湿気の停滞で生まれる“痰湿”が原因

東洋医学では身体に湿気が停滞すると“痰湿”と呼ばれるものが生成されます。
この痰湿が身体に悪さを起こすと考えられています。

よく「痰が絡む」と同じネバネバしたものが身体に貯留し、身体の生理機能を低下させます。
この痰湿が身体に溜まることで「朝に顔がむくむ」という特徴的な症状が出現しやすくなります。

まためまいもこの痰湿によって起こります。

痰湿は消化機能の低下によって起こる、食べ過ぎ飲み過ぎには注意

よく「食後にめまいや吐き気などの自律神経失調症状が起きる」という人がおられます。

これは食べた物がうまく消化しきれず胃内に停滞し飲食物から痰湿が生まれることが原因です。
めまいが出なくとも食べ過ぎた後に痰が絡む経験はあるかと思いますが、それが悪化するとめまいが起こります。

めまいと同時に起きる吐き気は“胃気上逆”という状態

めまい症状と併せて併発しやすのが吐き気です。
胃に溜まった痰湿によって胃の飲食物が腸に運ぶことができず逆流することで吐き気が起こります。

痰湿によるめまい・吐き気は飲食によって起こるだけでなく、「風呂上がりに吐き気やめまいがする」といった、外界からの影響も発生の原因になります。
このようにめまいや吐き気があるときの食事はこの痰湿が身体に溜まらないような食材選びが肝心です。

食材選びについては後ほど解説します。

むくみやめまいが起こりやすい痰湿体質の特徴について

めまい・吐き気が起こりやすい痰湿体質は具体的な特徴を解説します。

【身体】むくみやすい
【味好み】味が濃くて脂っこいものをよく食べる
【自覚症状】めまい、吐き気、痰が絡む、疲労、眠い、身体が重だるい、口の中がねちゃねちゃする
【大小便】下痢しやすい

痰湿の発生原因の多くは飲食の生活習慣によるものがほとんどです。
食べ過ぎなど過度に胃腸の消化機能を傷めたことにより機能低下を起こし痰湿が発生します。

この痰湿はネバネバと身体にまとわりつく特徴があり症状改善には時間がかかります。
めまい・吐き気症状の改善も含め、身体に溜まった痰湿を排出するための食材選びのポイントを次に解説します。

ネバネバした痰湿を排出してむくみやめまいを改善させよう

以下が痰湿タイプに必要な食材になります。

・健胃袪湿(湿気を除き胃を高める)/ハト麦,とうもろこし,大豆,あずき
・芳香化湿(香りによって湿を除く)/みかんの皮,かぼす,レモン,ゆず,香菜,大葉,玉ねぎ,みかん,山椒,ジャスミン茶
・理気袪湿(湿気を除き気を巡らせる)/そば,らっきょう,えんどう豆,みかん

身体の痰湿を取り除くためには上記の食材の中でも芳香化湿のものが肝心になります。
中医薬膳では食べるだけでなく食材の香りも効能のうちに入ります。

ぜひ、食べる時はしっかりと香りも嗅いで食べてみてください。
改善のポイントは痰湿によって傷ついた胃を改善させ不調の原因である痰湿を体外に排泄させることです。

自律神経による顔のむくみに効くツボ

【自律神経による顔のむくみに効くツボ】
・四白(しはく)・・・瞳から下にたどり、骨のへりから自分の親指の幅1本ほど下にある、骨の際のわずかなくぼみ。

【ツボマッサージのポイント】
四指(人差し指~小指)をやや立てた状態でツボの周囲を押してとズーンと響くポイントがあります。
響くところを見つけたらじっくりと5秒間指圧したあとに力を緩めずに小さく円を描くようにマッサージしてみてください。
深呼吸を行いながらこれを3セット行います。

自律神経による顔のむくみは当院の鍼灸治療で改善できます

めまいは朝起きたときに吐き気とともに急に出現することが多いため、「仕事や学校に行けない」という行動制限が出ることがあります。

まためまいが静まるタイミングもまちまちであるため横になってめまいがおさまるのをじっと待つという対処法が多いのが現状です。
その前駆症状として体質的に「むくみが起きやすい」という特徴があります。

そのためむくみ症状は放置せずに早期改善がめまいの予防につながります。
このようなむくみやめまい、吐き気といった症状は当院の東洋医学の鍼灸治療で根本的な治療と改善が行えます

ぜひ、むくみやめまい、吐き気でお悩みの方はぜひ当院の鍼灸治療をしてみてはいかがでしょうか。


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[参考]
※1 心因性のめまい / 徳島県医師会
https://www.tokushima.med.or.jp/kenmin/doctorcolumn/hc/846-116

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