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首を鳴らすと電気が走る痛みに鍼灸治療

首を鳴らすと電気が走る痛みに鍼灸治療
公開日:2022年12月17日
更新日:2023年09月15日
東京都三鷹駅にある自律神経専門院鍼灸院コモラボです。このブログを監修している鈴木貴之清水正太は国家資格であるはり師免許、きゅう師免許、柔道整復師免許、心理カウンセラーを取得した資格保有者です。8万人以上の臨床経験を誇る独自の自律神経調整の鍼灸治療により病院やクリニックでは改善できない不調で悩まれている多くの患者様の症状を改善に導いている実績があります。「病院にいっても薬を処方されるだけで治らない」とお悩みの方はぜひ当院にご相談ください。

病院やクリニックで治らない首の痛みで悩んでいる方が増えています

現在、当院では病院やクリニックで治らない首の痛みで悩んでいる方が多くご来院されています。
その中でも特徴的な症状に「首を動かすと電気が走るような痛みが一瞬起こる」「首を動かすと首の後ろに電気が走る」といった症状を訴える方が増えています。

このような首を動かすと首から背中にかけてぎっくり首に似たような痛みがでることがあります。
これは首のヘルニアへと悪化させる予兆として考えられ、腕や手にしびれが起こることがあります。

今回は「首を鳴らすと電気が走る痛みに鍼灸治療」と題して首を動かしたときに起こる痛みの原因と改善のための鍼灸の有効性について解説します。

振り向いたときなどに電気が走る激痛の症状

うがいをするとき、後ろを振り向いたときなどにズキッと痛む

うがいをするときや車の運転で後ろを振り向くときなど首を動かすシチュエーションは意外と多くあります。

その際に「ズキッとした痛み」を経験することがあります。
鋭い電気が走るような痛みが首に出現する場合は筋肉に対するストレスよりも神経へのストレスよって起こる神経痛である可能性があります。

そのため悪化すると腕や手にしびれが出現することもあるため注意が必要です。

首を動かして電気が走る激痛は神経にストレスがかかっている

ズキッと痛む症状は神経にストレスがかかっている症状

首は多くの神経が集まっていたり、腕や手に向かって伸びる束になった神経が出ていたりしているため首の筋肉や関節の不調によって神経にストレスがかかることが多々あります

その神経にストレスがかかると出現する痛みが「ズキッとした痛み」になります。
この痛み方を「鋭痛(えいつう)」と呼びます。 その反対の用語は「鈍痛(どんつう)」と呼び、その名の通りに「鈍い痛み、重い痛み、痛い場所がわからないぼやけた痛み」という意味になります。

そのため鋭痛は電気が走るような痛みとともに「どこが痛いかはっきりわかる」感覚があります。※1

ストレートネックが原因の可能性もある

このような首を回したときに「ズキッと痛む」症状が出やすい人にストレートネックの方がいます。

健康体であれば頸椎は生理的な湾曲(Cカーブ)があり、この湾曲によって頭部の重さを分散し支えています。
しかし、ストレートネックは頸椎の並びがまっすぐであるために頭部の重さを分散できずに筋肉や頸椎に偏ったストレスが常にかかっている状態です

そのため首の筋肉や関節が痛みやすく神経痛も起こりやすい状態になります。
今回はそのストレートネックの簡単なセルフチェックをご紹介します。以下の通りになります。※2

【ストレートネックのセルフチェック】
・パソコン
・スマートフォンを一日6時間以上使っている
・就寝前にベッドでスマートフォンを使っている
・ノートパソコンを使っている
・座りっぱなしで歩かない日がある
・首こり
・肩こりがいつもひどい
・首に違和感を感じて上を向きづらい
・いつも仰向けの状態で寝にくい
・目がすごく疲れやすい
・目が乾きやすく目薬を使っている
・うつむき姿勢でいる時間が多い
・イスに座っていると猫背の姿勢のまま過ごしている
・睡眠不足の日が多い
・身体が疲れやすく、やる気が起きない
・身体の不調が最近気になっている

電気が走る激痛の症状が続くとヘルニアや頚椎症に

この首を回したときのズキッとした痛みを放置しておくと神経への圧迫が高まり頸椎ヘルニアや頚椎症など神経痛へと悪化する可能性があります

頸椎ヘルニアや頚椎症は首の痛みだけでなく腕や手、指先といった部位へのしびれや筋力低下などが出現し、指先を使った細かい作業がしにくくなることもあります。
そのため悪化を防ぐためにも早期の治療が大切です。※3

【改善例&効果の高いツボ 】振り向くとピキッと首に電流の痛みと音が鳴る(40代女性)

【治療の体験者&改善例 】
40代女性で「半年前から仕事をしていて首を動かすたびにピキッとした痛みと音が鳴る」との訴えでご来院されました。
当院にご来院される前に整形外科では「ストレートネック気味」との診断を受けて湿布のみ処方されていました。

当院では東洋医学と西洋医学の両方から問診と検査で身体の状態をお調べしました。
今回は動作による痛み、頚部から肩上部の筋肉の張りが強い状態ということもあり、筋肉、神経、関節などのストレスによる痛みを判断し、整形外科的な鍼灸治療のアプローチで改善を促すようにしました。

【主に利用したツボ】
・風池(ふうち)・・・首を鳴らすと電気が走る痛みに鍼灸治療。

首を鳴らすと電気が走る痛みは当院の鍼灸治療で改善できる

現在、当院では病院やクリニックで治らない首の痛みで悩んでいる方が多くご来院されています。

このような首に関わる痛みやしびれを改善するには鍼灸治療が効果的です。
鍼灸治療は筋肉の過度な緊張を緩めて神経へのストレスを緩和させることができ、さらに痛みに対しても痛みを取り除く除痛効果がありスムーズな首の動きを取り戻すことができます。

また副交感神経が高まり睡眠の質を向上するため、就寝時の寝苦しさなども緩和することができます。
ぜひ、「病院にいっても薬を処方されるだけで治らない」とお悩みの方は当院の鍼灸治療を受けてみてはいかがでしょうか。



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[参考]
※1 首の後ろの痛みにはどのようなものがあるか / 亀戸脳神経・脊髄クリニック
※2  ストレートネックとは?/大正製薬株式会社 トクホン
https://brand.taisho.co.jp/tokuhon/body_pain/straight-necku001/
※3 「頚椎椎間板ヘルニア」/日本整形外科学会
https://www.joa.or.jp/public/sick/condition/spinal_disc_herniation.html

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