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ストレスが原因の閃輝暗点に自律神経治療
- カテゴリ:
- 自律神経
公開日:2022年12月08日 更新日:2023年09月16日
目次
閃光暗点は偏頭痛の予防薬の服用する基準になっている
突然視野の中に稲妻のようなギザギザの光の波が現れ、徐々に四方に広がり、その場所が暗くはっきり見えなくなる現象が閃輝暗点です。 この現象は偏頭痛が起きる予兆とされています。 最近では偏頭痛の予防薬を服用する判断基準にこの閃輝暗点の出現があります。 しかし、予防薬によって予防ができたとしても根本的な偏頭痛の改善ではないため、慢性的な偏頭痛の方は徐々に服用する薬の回数や量が増えていく傾向にあり薬物による健康のリスクが高まる危険があります。※1
片頭痛はストレスによる自律神経失調が原因の可能性
片頭痛が起こる原因は不明とされていますが、頭の痛みを引き起こしているメカニズムに脳の血管から漏出した炎症成分によって周囲の脳神経に炎症が起きて「ズキズキと痛みと感じる」というものがあります。 そのため片頭痛の原因は自律神経との関わりが有力とされているため「ストレスを溜めないようにする」などリラックス効果を高めることで予防ができると西洋医学ではいわれています。※2
閃光暗点はギザギザした光の波が拡がる現象
閃光暗点は突然視野の真ん中あたりにきらきらした点が現れ、ギザギザした光の波が拡がっていきます。 10~20分くらいでギザギザはなくなることが多く、その症状は目を閉じていても見えます。 この閃光暗点治まったあとに片頭痛が起こることが多いのが特徴です。 閃光暗点後の症状は偏頭痛だけでなく頭重感や吐き気・嘔吐を起こすこともあります。※3
閃光暗点が起こるメカニズム
この閃光暗点の原因にはセロトニンという物質が働いており血管の拡張を防ぐ作用があります。 自律神経が失調することにより血中にこのセロトニンが多量に放出されることで脳の血管が一過性に収縮し血流量が低下します。 この血流量の低下によって閃輝暗点の症状が起きると考えられています。 その後、セロトニンが減少し血管が拡張することで血管周囲にある三叉神経を刺激し、頭痛がおこると考えられています。 そのため「ストレスが溜まっていてホッと一息ついたとき」などのシチュエーションはセロトニンによって収縮した血管が拡張するタイミングを作り出すことが多いため閃光暗点と偏頭痛が起こりやすいとされています。
実はカウンセリングによる心理的ストレスの軽減で改善できる
自律神経失調症は「自律神経失調症そのものがストレスに感じる」「治らないことが余計に不安になり症状が強くなる」「ついつい自律神経失調症のことを気にしてしまう」といった不調に対する捉え方や考え方によっても症状を悪化させることがあります。そのため改善のためには不調そのものに対する捉え方や考え方を修正することがとても重要になります。日々、知らず知らずのうちに症状を強めてしまったり改善を妨げている心の癖や考え方の癖を、正しく修正し心理的ストレスを軽減させることで自律神経失調症が完治されることが多々あります。当院でもカウンセリングと鍼灸を組み合わせた方法で治療を行っております。ぜひ、強い精神的なストレスと不調でお悩みの方はご相談ください。
閃輝暗点が起こる偏頭痛は当院の東洋医学の鍼灸
このような閃輝暗点が起こる偏頭痛は西洋医学では原因不明とされているため自律神経の失調として捉えて頭痛薬などの処方による対処療法が主流になります。 しかし、東洋医学に基づく鍼灸治療では西洋薬に頼らずに閃輝暗点が起こる偏頭痛を改善することができます。一人ひとりの体質を診断し、各々の体質に合った鍼灸治療を施すことで鍼灸の効果を引き出します。 ぜひ、閃輝暗点が起こる偏頭痛でお悩みの方は当院の東洋医学の鍼灸治療を受けてみてはいかがでしょうか。
関連する記事 薬を飲んでも頭痛が治らない原因と治し方 目の奥が痛くなる頭痛を治すツボ [参考] ※1 閃輝暗点(閃輝性暗点)/ スカイビル眼科 ※2 閃輝暗点を予防することで片頭痛も防げる!予防が期待できる食べ物やセルフチェックについて/ しみず脳神経外科クリニック https://shimizu-brain.com/kyoto-mri/treatment-i-scintillating-scotch/ ※3 閃輝暗点(ぎざぎざが見える)/ つつみ眼科クリニック https://www.tutumiganka.com/eye/eye_27.html
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鍼灸院コモラボ院長
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【国家資格・所属】
鍼灸あんまマッサージ指圧師、柔道整復師、心理カウンセラー、メンタルトレーナー 治療家歴14年、日本東方医学会会員、脈診臨床研究会会員
神奈川県の鍼灸整骨院にて13年勤務(院長職を務める)
現在、JR三鷹駅北口に自律神経専門の鍼灸院コモラボにて様々な不調の患者様に鍼灸治療を行っている。