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不安でたまらないときの対処法に鍼治療

不安でたまらないときの対処法に鍼治療
公開日:2022年11月18日
更新日:2023年06月15日
東京都三鷹駅にある自律神経専門院鍼灸院コモラボです。このブログを監修している鈴木貴之清水正太は国家資格であるはり師免許、きゅう師免許、柔道整復師免許、心理カウンセラーを取得した資格保有者です。8万人以上の臨床経験を誇る独自の自律神経調整の鍼灸治療により病院やクリニックでは改善できない不調で悩まれている多くの患者様の症状を改善に導いている実績があります。「病院にいっても薬を処方されるだけで治らない」とお悩みの方はぜひ当院にご相談ください。

不安でたまらないのが続くときは病気の可能性も

毎日の生活の中で多少は誰でも不安や心配を抱えながら生活しているものです。
しかし、漫然と不安や心配を慢性的に持ち続けている状態を全般性不安障害といいます。
尽きることない不安と心配のために身体的ストレスと精神ストレスにより様々な自律神経症状が現れるようになり、その不調によって不安が悪循環していきます。
今回は全般性不安障害(GAD)について解説していきます。

不安でたまらない病気は全般性不安症(GAD)

全般性不安症(GAD)はどんな病気なのか
全般性不安症(GAD)はどんな病気なのか
全般性不安障害の患者さんが抱える不安は過剰であり持続的です。
この不安に対して本人は思うようにコントロールできません。自分や家族に何か悪いことが起きるのではないかなど絶えず心配し、そわそわと落ち着かない状態が続きます。
また小さな事にも過敏に反応してしまうため、神経が衰弱し物事にも集中することができなくなります。
このような状態が続くと症状が悪化し、睡眠障害や日中の活動にも障害をきたし日常生活をこなすことが困難になってしまいます。

全般性不安症(GAD)の身体的な症状

全般性不安障害(GAD)は強い不安感によって自律神経が失調し症状が出現します。
【全般性不安障害(GAD)の身体的症状】
頭痛,頭重,頭の圧迫感や緊張感,しびれ感,そわそわ感,もうろうとする感じ,めまい感、頭がゆれる感じ,自分の身体ではないような感じ,身体の悪寒や熱感、手足の冷えや熱感,全身に脈拍を感じる,便秘や頻尿

全般性不安症(GAD)の精神的な症状

全般性不安障害(GAD)の強い不安感は悪化すると睡眠障害やイライラなど精神的な不調も出現していきます。
【全般性不安障害(GAD)の精神的症状】
些細なことで不安になる,注意散漫な感じ,記憶力が悪くなる感じ,根気がなく疲れやすい,イライラして怒りっぽい,小さなことが気になる,悲観的になり人に会うのが煩わしい,寝つきが悪く途中で目が覚めやすい

西洋医学の抗不安薬は漫然とした処方で依存性になりやすいので要注意

抗不安薬は漫然とした処方で依存性になりやすいので要注意
抗不安薬は漫然とした処方で依存性になりやすいので要注意
西洋医学では全般性不安障害(GAD)のような精神症状には抗不安薬を処方されます。
処方される薬物には中枢神経に作用し依存性のあるものもあるため服用には注意が必要です。
とくに不安症状は「薬を飲まないと病気が悪くなるかもしれない」という不安の悪循環が起こりやすく症状の性質上薬の服用に対して漫然とした精神的依存になりやすい傾向があります。
服用する際は必ず医師とは減薬と断薬の計画をしたうえで処方してもらうことが重要です。

不安でたまらないときはツボ刺激で対処する

【不安感を完治するツボ】
・労宮(ろうきゅう)・・・手を握った時、中指と薬指の間にあります(骨と骨の間のくぼみ)
【ツボマッサージのポイント】
やや親指を立てた状態でツボの周囲を押してとズーンと響くポイントがあります。
響くところを見つけたらじっくりと5秒間指圧したあとに力を緩めずに小さく円を描くようにマッサージしてみてください。
これを左右の手で3セット行います。

実はカウンセリングによる心理的ストレスの軽減で改善できる

自律神経失調症は「自律神経失調症そのものがストレスに感じる」「治らないことが余計に不安になり症状が強くなる」「ついつい自律神経失調症のことを気にしてしまう」といった不調に対する捉え方や考え方によっても症状を悪化させることがあります。そのため改善のためには不調そのものに対する捉え方や考え方を修正することがとても重要になります。日々、知らず知らずのうちに症状を強めてしまったり改善を妨げている心の癖や考え方の癖を、正しく修正し心理的ストレスを軽減させることで自律神経失調症が完治されることが多々あります。当院でもカウンセリングと鍼灸を組み合わせた方法で治療を行っております。ぜひ、強い精神的なストレスと不調でお悩みの方はご相談ください。

不安でたまらない不安障害は東洋医学の鍼灸で対処する

東洋医学では全般性不安障害(GAD)を心臓の栄養不足と考えます。
心臓に送る栄養が不足すると心臓の活動が弱くなり症状の不安感が高まると捉えます。この病態を東洋医学では「心悸(しんき)」といいます。
不安の感じ方は「なんとなくゾワゾワとする」「急に汗が出てきて気持ちが穏やかでなくなる」といった人それぞれが様々な表現をしますが、全て東洋医学では「心の内側のうずき」として考えます。
不安と心臓は関係がないように思いますが「心臓は精神活動を支配している」と東洋医学で考えるので不安症状も心臓の不調ととらえます。

不安でたまらないときの対処法なら鍼灸治療が効果的

全般不安症(GAD)の原因は自律神経の障害などが発症の原因です。
この自律神経に障害を起こしている原因を改善するには東洋医学に基づく鍼灸治療が効果的です。
東洋医学では身体的症状と精神的症状を両方改善する治療方法があります。それが東洋医学に基づく体質診断です。
この体質診断によって一人ひとりに合った効果的な治療方法が導けます。鍼灸治療は西洋医学の抗不安薬などのように依存性や離脱症状がありません。
ぜひ、全般不安症(GAD)など不安症でお悩みの方は当院の東洋医学の鍼灸治療を受けてみてはいかがでしょうか。

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睡眠障害(不眠症)、動悸、不安症、不妊症、頭痛(肩こり頭痛、偏頭痛)、更年期症状(イライラ、ホットフラッシュ、動悸)、耳鳴り、睡眠薬・鎮痛剤の副作用など様々な不調に対応しています。
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